2014年5月4日日曜日

ナショナルズプロスペクト総括 4月編 Nationals's prospects review in April

久しぶりの投稿になります。
開幕から1か月たちました。残念ながらブライス・ハーパー選手は故障で復帰は7月とのことです。
まぁ、怪我してしまったことはしょうがないので切り替えていきましょう!
今日はナショナルズのプロスペクトの動向について「my ranking top 20」をもとに書きたいと思います。

1 ルーカス・ジオリト(A)
5GS 1-0 21.1IP ERA2.95 24K 11BB K/9=10.1 BB/9=4.6
 ケガから復帰し初のフルシーズンとなる今季ですがここまで順調な投球を見せています。イニングを上回る三振数、被打率.198と支配力は抜群。
 ただやはり気になるのは四球の多さか。コマンド面の評価が高かっただけに…K/BB=2.18は改善点。

2 A.J.コール(AA)
4GS 2-1 17.1IP ERA3.63 11K 3BB K/9=5.7 BB/9=1.6
 AAでのスタートとなりましたが、やや物足りないスタートに。目につくのは三振数の少なさ。コントロールはいいのですが、やはりセカンダリーピッチがピリッとしないのでしょうか。
 特に25日の前回登板では4回途中で10安打(全部単打)を打たれノックアウト。4試合合計で計26安打を打たれているが長打はわずかに2本(ツーベース1、スリーベース1)なのは救い。制球力の表れ?
 まだ1か月なのでそのうち三振も増えてくるでしょう。

3 マイケル・テイラー(AA)
22G .250/.340/.476/.816 4HR 5SB
 ここまで悪い部分と良い部分が両極端に出ています。まず悪い面ですが”荒さ”ですね。三振数は22試合でなんと39個。三振率は40.2%で、2012年のアダム・ダンが34%なのでどれだけ凄いことかおわかりいただけるかと。
 打率も2割5分打ってますがBABIP ,390なので信用できないでしょう。ただ良い面としては四球をよく選んでおり(BB%=11%)、長打も打てています(HRが4本で、2Bが5本)。27日の試合では5打数4安打3ホーマーと大当たりでしたし、波に乗ればとんでもない選手なのであとはどれだけ不調期を減らせるかですね。

4 マット・スコール(AA)
23G .165/.228/.212/.440 0HR
 ちょっと酷過ぎてコメントできないレベルです…AAの壁はやはり高かったのでしょうか。ホームランも0本で長打力、選球眼いづれも長所を発揮できませんでした。残念。
 これからの巻き返しに期待しましょう。

5 スティーブン・スーザ(AAA&MLB)
11G .333/.463/.545/1.009 2HR 1SB(AAA)
 好調ぶりをアピールしてメジャーデビュー。初ヒットも出ましたし来月もヘアストンが復帰するまでは上に残れそうなのでアピールしてほしいです。

6 サミー・ソリス
 故障の影響で登板なし

7 ブライアン・グッドウィン(AAA)
26G .230/.362/.322/.684 0HR 2SB
 AAAで大苦戦中。出塁率は及第点もOPSが6割台ではメジャーは遠そう。29三振もちょっと多いですね。どういうわけだか苦手にしていた左ピッチャーからは打率3割越え。

8 ブレーク・トレイネン(AAA&MLB)
6G 6.2IP ERA1.35 7K 2BB K/9=9.5 BB/9=2.7 
こちらもAAAでの好投が認められメジャーデビュー。ハードシンカーを武器に存在感を発揮しました。ロングリリーフが続いたこともあり、現在はAAAで待機中。

9 オースティン・ヴォス(A)
5GS 0-2 21.2IP ERA2.91 26K 10BB K/9=10.8 BB/9=4.2
 コマンドに欠けた投球が続いてしまいました。イニングを上回る三振数は流石ですが、最大の武器であったコマンドが…
 去年は11試合に先発して6四球だったので、ひと月で去年の四球数を越えてしまいました。

10 ザック・ウォルターズ(AAA&MLB)
 12G .167./286/.667./952 2HR
 メジャー昇格すると持ち前のパワーを発揮し2ホーマー。レンドーン、エスピノーザが好調で出番は少ないですが代打でコツコツ頑張ってください。

11 ドリュー・ワード(A)

16G .354/.440/.585/1.025 3HR
 肺炎で数試合欠場しましたが、今月のマイMVPを受賞しました(笑)。おめでとうございます。パワー&選球眼を発揮し、素晴らしいスタッツ。22RBIはAクラスの2位タイ。このままならすぐにA+に昇格するでしょう。19歳とは思えませんね。

12 ジェフリー・ロドリゲス

情報が入り次第更新。

13 トニー・レンダ(A+)

8G .375/.400/.438/.738 0HR 3SB
 故障のため4月11以来出場なし。好調だっただけに残念。A+のタレントが物足りないので彼がいないと…

14 ユーリー・ペレス(AAA)
24G .228/.304/.283/.587 8SB 0HR
 主にリードオフでの起用も今一つ。出塁率もさることながら単打マンぶりもひどい。去年AAAで7HR打っていたのでパワー面での向上が期待できると思っていたのですが。(比較的)四球が多いのと8盗塁が救い。

15 サンディ・レオン(MLB)
10G .171/.256/.286/.542 1HR
 ラモスが開幕戦で故障したことにより実質メジャーでの開幕。ロバトンと併用される形で起用され、初ホームランを打ったり、守備で安定した働きを見せたりと数字以上によくやっていると思います。ラモスが復帰するまで頑張れ!

16 ジェーク・ヨハンセン(A)
4G 2-0 ERA5.21 19IP 17K 11BB K/9=8.1 BB/9=5.2
 制球に苦しんで結果は今一つ。セカンダリーピッチとコマンドと課題ははっきりしてると思うのであとは改善できるかですね。

17 アーロン・バレット(AAA&MLB)
10G 8.1IP ERA1.08 12K 5BB K/9=13 BB/9=5.4
 開幕ロースター入りを果たすと、途中10日間のマイナーでの調整を挟みながらも、素晴らしい投球で勝ちパターンに入りそうな勢いです。
 スライダーを武器にここまで多くの三振を奪っています。このままいけばセットアップの役割を任せられることになるでしょう。

18 ペドロ・セベリーノ(A+)
20G .208/.254/.321/.575 1HR 1SB
 案の定といか予定通りというか打撃成績は悲惨なことに。4PB、3E、21SBー9CB(30%)と守備面でも繊細さを欠いてしまいました。
 打撃が覚醒するとは思えないのですが…

19 フェリペ・リベロ(AA)
5G 1-4 ERA5.06 21.1IP 13K 9BB K/9=5.5 BB/9=3.8
 AAの壁は高いのでしょう。彼も壁にぶち当たっています。ポテンシャルを生かしてもらいたいのですが、厳しいスタッツですね…

20 ランディ・エンカーナシオン
未デビュー

その他注目選手

ウィルマー・ディフォー(A)
24G .318/.348/.439/.787 0HR 10SB
 ディフォーは22歳のドミニカ出身のSS。6フィート、175ポンドと小柄ですが、内野全ポジションをこなせる守備力とスピードツールが持ち味の選手です。去年はGCL、SS、A、A+の4チームでプレーして.217/.296/.348/.644と平凡な成績でしたが、今年は突如爆発。打率は3割を超え、盗塁も既に10個。面白い選手が出てきました。ハードワーカーとしても知られ、コーチ陣からの評価も高いです。


ダスティン・ウッド(AA)
20G .325/.350/.377/.727 1HR 6SB
 12,13年と結果を残せず、トッププロスペクトから陥落した彼ですが今年は開幕から打ちまくりで、4月の終わりと共にAAAに昇格されました。5月からは心機一転、AAAで頑張ってください。
 
マット・パーク(AA)
5G 0-5 ERA9.30 20.3IP 14K 13BB K/9=6.2 BB/9=5.8
 いくらなんでも酷過ぎるでしょう…救いようがないレベル。リーグを下げて済まされるとは思えませんが、とりあえずこれ以上AAで投げ続けても意味がないでしょう。


ブライアン・ハーパー(A+)
6G 9.1IP ERA0.96 7K 2BB 6.8K/9 1.9BB/9
ブライス・ハーパーの兄です。好投していたので紹介しておきます。


総括
 他にも紹介したい選手がいますが、長くなってしまったのでここで締めたいと思います。極力毎月こういった形でプロスペクトの動向を追っていきたいと思います。
 今月のMVP:ドリュー・ワード
    準MVP:アーロン・バレット