2014年3月12日水曜日

ナショナルズ名鑑的な何か Part1(野手編)

今日から数回に分けてナショナルズの選手名鑑的なものを作っていこうかと。

選手成績は2013年のもの。選手評価は1~5の5段階。オーダーは私の独断による今年の予想。監督の発言などを参考にしました。


予想オーダー

1(CF)デナード・スパン  153試合 .279/.327/.380/.707 4本 47点 20盗塁

 Hit: 4 | Power: 2 | Run: 4 | Arm: 2 | Field: 5
30歳  左投左打 6.5M(~2014FA、2015オプション9M) 

2012年オフにアレックスメイヤーとのトレードでツインズから移籍。早打ちのため出塁率が低く、盗塁もそこまで多くないのでリードオフとしては少し物足りないが、中堅守備は芸術レベルで昨年は何度もチームを救った。過去3年の守備防御点は+32で中堅手3位タイ。
コンタクト面での評価が高く、空振りが少ない。昨年の11三塁打はリーグトップ。11年に脳震盪により長期離脱したが、基本的に頑丈でセンターラインを固定できそうだ。





2(SS)イアン・デズモンド 158試合 .280/.331/.453/.784 20本 80点 21盗塁
 Hit: 4 | Power: 4 | Run: 4 | Arm: 4 | Field: 4
28歳 右投右打 6.5M(~2015FA)

パワフルな打撃が売りで、球界トップクラスのショートに成長しつつある。スプリングトレーニングでは果敢に盗塁を試みており、今年は足でも魅せる?守備はもともと低評価だったが、昨年はゴールドグラブ最終候補3人に残るなど向上の一途を辿る。オフには6年90Mのエクステンションを断った、との報道。


3(RF)ジェイソン・ワース 129試合 .318/.398/.532/.931 25本 82点 10盗塁

Hit: 4 | Power: 4 | Run: 3 | Arm: 4 | Field: 4
34歳 右投右打 20M(~2017FA)

とにかく故障が多い。リーダーシップが高く評価されている選手。昨年は打率、OPSでキャリアハイもファンからは「不良債権」扱い。見極めていく打撃スタイルで四球が多く、出塁率が高い。そのため1番を打つこともあった。盗塁も実は上手い。守備も堅実で強肩。ヒゲとロングヘアーがトレドマークだが、昔はこんなはずじゃなかった。MLB.comで公式的に死刑囚選手にノミネートされた。

4(3B)ライアン・ジマーマン 147試合 .275/.344/.465/809 26本 79点 6盗塁
Hit: 4 | Power: 4 | Run: 2 | Arm: 3 | Field: 5
29歳 右投右打 14M(~2019FA、2020オプション)

チームの顔。THEフランチャイズプレーヤー。しかし故障が多いのが玉に瑕。GG獲得経験のある名手だが、右肩手術による不安から一塁転向プランも浮上しており本人も前向き。既にスプリングトレーニングでも練習も積んでいる。昨9月に11本塁打打った打棒を開幕から期待したいところ。チャンスメークに長け2、3番を打つ可能性も。





5(LF)ブライス・ハーパー 118試合 .274/.368/.486/.854 20本 58点 11盗塁


Hit: 4 | Power: 5 | Run: 3 | Arm: 5 | Field: 3
21歳 右投左打 2.15M(~2018FA)

「怪童」の異名を誇る若きスター。常に全力プレーでそれが原因の故障も多い。昨シーズンは開幕から絶好調も5月に守備でフェンス激突後は成績が急降下。左投手を苦手としており、ウィリアムズ監督も「本来なら3、4番を打たせたいが左投手を打てないと固定できない」とのこと。オフに手術した膝の状態は良好で、万全なら30ホーマーオーバーもありえる。10ポンドの増量を懸念する声もある。






6(1B)アダム・ラローシュ 152試合 .237/.322/.403/.735 20本 62点 4盗塁

Hit: 3 | Power: 5 | Run: 1 | Arm: 2 | Field: 4
34歳 左投左打 12M(~2014FA、2015オプション15M)

12年は33本塁打を放ち、シルバースラッガー賞を獲得したが昨季は肘の痛みに苦しみ思うようなバッティングができなかった。オフに手術し経過は良好。今年からはヒゲを伸ばして気分転換。守備もうまく熟練のグラブ捌きでデズモンド、ジマーマンら内野陣をフォロー。ゴールドグラブ獲得経験あり。




7(C)ウィルソン・ラモス 78試合 .272/.307/.470/.777 16本 59点 
Hit: 3 | Power: 4 | Run: 1 | Arm: 3 | Field: 3
26歳 右投右打 2.09M(~2016FA)

昨年はわずか78試合の出場ながら16ホーマー、59打点を記録するなど攻撃型の捕手。人格面での評価も高く26歳ながらチームの司令塔としての立場は揺るぎない。度重なる故障、母国で誘拐事件に巻き込まれるなど何かと不運だが、今年こそは爆発のシーズンにしたいところ。
肩は強い方だが、盗塁阻止率は平均程度。








8(2B)アンソニー・レンドーン 98試合 .265/.329/.396/.725 7本 1盗塁
Hit: 3 | Power: 3 | Run: 2 | Arm: 3 | Field: 3
23歳 右投右打 1.8M(~2019FA)

昨年メジャーデビューすると不振のエスピノーザに代わってセカンドのレギュラーに定着。今季もエスピノーザとレギュラーを争うことに。コンパクトなスイングと柔らかい打撃が武器で左右にヒットを量産する。
本来は三塁手で、二塁の守備はまだまだ改善が必要。





ベンチプレイヤー

(C)ホゼ・ロバトン 100試合 .249/.320/.394/.714 7本 32点
Hit: 2 | Power: 2 | Run: 1 | Arm: 1 | Field: 2
29歳 右投両打 1M(~2017FA)

今季よりトレードにて加入。POでは上原浩治からホームランを打つなど打撃では光るものを見せている。しかし守備ではキャリア通算での盗塁阻止率が19%、守備防御点がー7と平均以下で、バックアップとしてはやや物足りないか。







(2B/SS)ダニー・エスピノーザ 44試合 .158/.193/.272/.465 3本12点 1盗塁
Hit: 1 | Power: 3 | Run: 4 | Arm: 4 | Field: 4
26歳 右投両打 0.5M(~2017FA)
昨季は不振でセカンドのポジションを奪われた。11年に21本、12年は17本のホームランを打ったパワーが魅力。しかし三振が多く、12年の189回はリーグワースト。 守備はゴールドグラブ級。ウィリアムズ監督はエスピノーザにもレギュラーとしてレンドーンと同等の機会を与えるとしているが、キャンプでがSSでの練習を多めにしておりユーティリティとしての活躍を見込まれている。オフにはトレード話が活発となり「少なくとも10数チームからの連絡」があった模様。

(OF)ネイト・マクラウス 146試合 .258/.329/.399/.729 12本 36点 30盗塁
Hit: 3 | Power: 3 | Run: 4 | Arm: 3 | Field: 4
32歳 右投左打 5M(~2015FA、2016オプション6.5M)
控え契約ながら2年10Mで加入。走塁が巧みで昨季はキャリアハイの30盗塁。PIT時代にはAS1回、GG1回の実績。故障がちなワース、ハーパーの負担軽減&保険の役割を担うことになる。
左投手が苦手。守備ではレフト、センター、ライトすべてをこなす。




(OF)スコット・ヘアストン 85試合 .191/.237/.414/.651 10本 26点 2盗塁
Hit: 2 | Power: 3 | Run: 2 | Arm: 2 | Field: 2
33歳 右投右打 2.5M(~2014FA)

昨シーズン途中にカブスから移籍。左投手に強く今年はマクラウスとプラトーン起用されることになるだろう。昔は二桁盗塁をマークしたこともあるが、今はそこまでの脚力はない。守備もイマイチで両翼がメイン。
しかしパワーはあり、12年には20本塁打するなど二桁本塁打7回。大振りで三振は多め。祖父、父、弟がメジャーリーガーの野球一家。





(1B/LF)タイラー・ムーア 63試合 .222/.260/.347/.607 4本 21点 
Hit: 1 | Power: 4 | Run: 2 | Arm: 3 | Field: 2
27歳 右投右打 0.5M(~2018FA)
豪快なパワーが持ち味も昨年は不発。マイナー落ちも経験した。
8月以降は調子を上げ、打率.323だった。足、守備は平均以下。三振が多く、ムラが大きい。スプリングトレーニングの成績次第ではマイナースタートもあり得る。

その他注目選手
(IF)ジェイミー・キャロル 72試合 .211/.267/.251/.518 0本 11点 2盗塁
Hit: 3 | Power: 1 | Run: 3 | Arm: 3 | Field: 4
40歳 右投右打 

持ち前のいぶし銀なシュアな打撃とと堅実な守備でメジャーの世界を生き残ってきた大ベテラン。ショート、サード、セカンドをこなしユーティリティとしてベンチ入りを狙う。通算代打打率.339


(SS)ザック・ウォルターズ 143試合 .253/.286/.517/.803 29本 64点 4盗塁 ※AAA
Hit: 2 | Power: 3 | Run: 3 | Arm: 4| Field: 2
24歳 右投両打 

マイナーで29ホーマーをマークしたパワーが武器。しかしアプローチ面に不安があり、K%=25.7、BB%=3.8というフリースインガー。守備は強肩だが、エラーが多い。スプリングトレーニングではここまで絶好調で2Bでの起用も視野に入れている。打撃を生かすために手薄な1BやOFへのコンバート案も。

(OF)スティーブン・スーザ 77試合 .300/.390/.557/.953 15本 44点 20盗塁 ※AA
Hit: 2 | Power: 3 | Run: 3 | Arm: 3| Field: 2
24歳 右投右打

パワーとスピードが武器のプロスペクト。昨年はわずか77試合の出場で15本のホームランを打った。ちなみに一昨年は23ホーマー。打撃に荒々しさがあるが、マイナーではハイアベレージを残している。既に40人枠に入っており、9月に昇格か?守備は平均レベル。

(OF)イオリ―・ペレス 96試合 .300/.336/.422/.758 7本 28点 23盗塁 ※AAA
Hit: 3 | Power: 2 | Run: 5 | Arm: 4| Field: 4
23歳 右投右打

スピードモンスター。走力はナショナルズトップ。バッティングはパワーに欠けるが、マイナーで毎年安定して3割前後を打っている。しかしフリースインガーで出塁率が低く、リードオフとしては不十分。将来は控え止まりか。守備、肩いずれも平均以上。

(2B/OF)ジェフ・コーベナス 95試合 .318/.366/.388/.754 1本 36点 42盗塁 ※AAA
Hit: 2 | Power: 1 | Run: 5 | Arm: 2| Field: 3
25歳 右投右打

マイナー5年で162盗塁の俊足が武器。昨年から本職のセカンドから外野での出場がメインになり、メジャーでの出場は全て外野手でのもの。”スーパーユーティリティー”としてメジャー定着を目指す。

(1B/3B)マット・スコール 119試合 .291/.426/.559/.986 27本 104点 11盗塁 ※2012 Aー&A+ 
Hit: 2 | Power: 3 | Run: 3 | Arm: 3| Field: 2
24歳 右投左打

ヒッティングプロスペクトで長距離砲。パワーが武器。2012年にマイナーでブレイクしたが、2013年は走者と交錯する故障でわずか2試合の出場にとどまった。しかしオフにはAFLで元気な姿を見せた。スプリングトレーニングでも好調だったが、第一段階でマイナーキャンプへ送られた。 守備は強肩だが、平均以下で一塁への転向が既定路線。2015年の正一塁手候補筆頭。



















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