2017年6月11日日曜日

2017 MLB MOCK DRAFT

2017 MLB MOCK DRAFT


2017年ドラフトのモック(指名予想)になります。すでにアップ済みのトップ70と比較してもらえればと思います。純粋なプロスペクトの評価による順位ではなく、各球団の傾向等も含め、当日の指名を予想することに重きを置いています。

1.ミネソタ・ツインズ

ブレンダン・マッケイ(LHP/1B)/Brendan McKay:ルイビル大学

◯コマンド 打撃 カーブ / ✖スピード
打者としてはエイドリアン・ゴンザレス(ドジャース)、投手としてはクリフ・リー(元フィリーズ)と比較される二刀流。打撃では確実性とパワーを兼ね備えており、滑らかなスイングから広角打法を披露している。投球では89-93マイルの速球をコマンドよく投げ込み、平均以上のカーブで仕留めるスタイル。チェンジアップの精度を磨いている段階だが、投手に専念することで改善できるだろうとの見立て。
将来像:エイドリアン・ゴンザレス(ドジャース)/ クリフ・リー(元フィリーズ)

2.シンシナティ・レッズ
ハンター・グリーン(RHP/SS)/Hunter Greene:ノートルダム高校
◎球速 / ◯運動能力 パワー メークアップ 学業 /
あるア・リーグスカウトが「投打のポテンシャルは大谷翔平(NPB・日ハム)以上」と評する二刀流プレーヤー。投手としては17歳にして最速102マイルを計測しており、力みの抜けたフォームから軽々と90マイル後半を叩き出す。コマンド&運動能力に加えて、メークアップ面も非常に高く買われており、可能性は無限大。高校生を対象とした試験で上位3%に入るスコアを叩き出すなど学業面も優秀。
将来像:大谷翔平(NPB・日ハム)

3.サンディエゴ・パドレス
マッケンジー・ゴア(LHP)/MacKenzie Gore:ホワイトビル高校
◯速球 変化球 コマンド / △投球フォーム
球威、変化球、コマンドの3点を取り揃えた希少な高校生左腕。187cm/81㎏と線は細いが、最速96マイルの速球に、いずれも平均以上のカーブ&スライダー&チェンジアップを織り交ぜることができる。足を大きく上げるフォームだが、恵まれた運動能力のおかげでバランスを保つことができており、高校生としては非常に安定したコマンドを示している。フォームのエクステンションにも富んでおり、球速表示以上に速球は力強い。
将来像:デビッド・プライス(レッドソックス)
 
4.タンパベイ・レイズ
カイル・ライト(RHP)/Kyle Wright:バンダービルト大学
◯速球 変化球 スタミナ 体格 /
デビッド・プライス(レッドソックス)などここ10年で7名のドラフト1巡目投手を輩出しているバンダービルト大学の出身。最速97マイル、常時92-95マイルの速球を主体に平均以上のスライダー&パワーカーブで力強く押す本格派。このほかに、80マイル後半のスプリットも織り交ぜることができる。打者を圧倒できる球威の持ち主であり、細かいコマンドを磨くことができればエースポテンシャル。
将来像:カルロス・カラスコ(インディアンズ)

5.アトランタ・ブレーブス
ロイス・ルイス(SS/OF)/Royce Lewis :ジェイセラ・カトリック高校
◎スピード メークアップ / ◯運動能力 パワー アプローチ / 
20-80スケールで70評価のズバ抜けたスピードと非常に洗練されたメークアップを兼ね備える。現段階では打撃技術はまだ発展途上で長打を量産するタイプではないが、平均以上のバットスピードとパワーポテンシャルを秘めており、数年後にはトレイ・ターナー(ナショナルズ)のようにパワー面が開花するかもしれない。スイングが遠回りする癖を改善する必要がある。
将来像:トレイ・ターナー(ナショナルズ)

6.オークランド・アスレチックス
オースティン・ベック(OF)/Austin Beck:ノース・デビッドソン高校
◯パワー スピード 肩 / △両翼向き? 素材型 / ✖アプローチ
17年ドラフト候補では、有数のファイブツール高校生。傑出したパワー&スピード&強肩を有しており、特に逆方向に軽々と叩き込むパワーは、長距離砲不足の今ドラフトでは非常に希少だ。守備ではセンターを守るのに十分なツールを有しているが、打球判断やルート取りにやや難があり、特訓が必要だろう。小さな田舎の出身で上のレベルへの対応力が不安視されているが、負けん気が強く、戦うための準備は整っている。
将来像:ドリュー・スタッブス(レンジャース)
 
7.アリゾナ・ダイアモンドバックス
アダム・ヘイズリー(OF)/Adam Haseley:バージニア大
◯打撃 アプローチ 投球 / △両翼向き?
大学入学後は投手としての方が高く評価されていたが、今季は打者として打率.400・14本塁打・OPS1.186(5月20日現在)と一皮むけて評価が逆転。19三振/40四球と卓越したコンタクト技術とアプローチが光る。今年に入り本塁打が急増している点も含め、アンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)と共通点が多い。スピードは平均以上も将来的には両翼向きとの見立て。
将来像:アンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)

8.フィラデルフィア・フィリーズ
J.B.バカウスカス(RHP)/J.B. Bukauskas:ノースカロライナ州立大学
◯速球 スライダー / △体格
20-80スケールでいずれも70評価を受けるストレート&スライダーのコンビネーションで打者を圧倒できる球威が魅力。特にスライダーはストレートよりもコマンドに優れ、86^
-88マイルの範囲で鋭く曲がる。ストレートは常時92-94マイルで安定しているが、ここぞという場面では最速97マイルに達する。チェンジアップも向上中で、少なくとも平均レベルとの見立て。183cm/88㎏と投手としてはやや小柄。
将来像:ソニー・グレイ(アスレチックス)
 
9.ミルウォーキー・ブルワーズ
ジョー・アデル(OF)/Jordon Adell:バラード高校
◎ファイブツール / △コンタクト
今ドラフトNo.1のファイブツールプレーヤー。木製バットで飛距離450フィート(137m)を記録したパワー、投手として97マイルを計測した肩、60ヤードを6.4秒で駆け抜けるスピードどれをとっても高校生の中では桁違い。不安視されていたコンタクト面も、スイングが改善されたおかげで劇的に改善されている。今季は94打席で24本塁打・OPS2.019・9三振・32四球と圧倒的な成績。
将来像:アダム・ジョーンズ(オリオールズ)
 
10.ロサンゼルス・エンゼルス
アレックス・ファエド(RHP)/Alex Faedo:フロリダ大学
◯スライダー 体格 3球種 / △コンディション 球速低下
昨年は2年生ながらA.J.パク(現アスレチックス)を差し置いてエースの重責を背負った。13勝3敗・防御率3.18と素晴らしい投球を披露し、夏にはBAの大学プロスペクトランキングで1位にランクイン。しかし、昨年秋に両ひざの手術を行い、まだ昨夏の水準までは回復できていない。92-94マイルだった球速は88-92マイルに低下。それでも平均以上のスライダー、ソツなく扱えるチェンジアップ、195cm/102㎏の体格などスペックは先発投手として理想的。
将来像:マックス・シャーザー(ナショナルズ)

11.シカゴ・ホワイトソックス
シェーン・バズ(RHP)/Shane Baz:コンコルディア・ルターン高校
◯速球 変化球 5球種 運動能力 /
最速98マイルのストレート&80マイル後半のカッターを主体に三振の山を築く本格派。80マイル中盤のスライダー&縦カーブは安定感を高める必要があるものの、将来的には平均以上との見立てで、チェンジアップの精度もまずまず。また、抜群の運動能力のおかげでフォームの再現性も高い。体格とスケールではワンランク落ちるものの、器用さを加えたノア・シンダーガード(メッツ)になれる。
将来像:器用さを加えたノア・シンダーガード(メッツ)

12.ピッツバーグ・パイレーツ
ジェレン・ケンドール(OF)/Jeren Kendall:バンダービルト大学
◎スピード / ◯肩 CF守備 / △プルヒッター / ✖アプローチ コンタクト
20-80スケールで80評価のスピード、強肩かつ正確なスローイング、センターとして申し分ない守備能力、荒削りながら平均以上のバットスピードからファイブツールプレーヤーになり得る大器。しかし、下半身が扱えておらず割れができていないため、55試合/65三振とコンタクト&アプローチ面が脆い。高レベルの投手への対応に不安を抱えており、指名には勇気がいるだろう。父ジェレミーは元フィリーズ傘下。
将来像:ジャコビー・エルズベリー(ヤンキース)
 
13.マイアミ・マーリンズ
D.L.ホール(LHP)/D.L. Hall:バルドスタ高校
◯速球 カーブ / △コマンド
最速96マイルの速球と大きく割れるカーブのコンビネーションが光る高校生左腕。速球、カーブいずれも20-80スケールで60相当の評価を得ている。第3球種のチェンジアップはストライクに決まった時は平均以上のボールとなっているが、まだ高校生ということもあり、未完成。コマンドにもばらつきがあるが、運動能力の高さから改善されるだろうとの見立て。荒っぽさは懸念材料だが、ポテンシャルの高さは大きな魅力。
将来像:スコット・カズミアー(ドジャース)

14.カンザスシティ・ロイヤルズ
サム・カールソン(RHP)/Sam Carlson:バーンズビル高校
◯速球 チェンジアップ コマンド 体格 /
今年に入り、球威・安定感いずれもワンランク上昇し、評価もうなぎ上り中の右腕。高校生ながらチェンジアップの精度に自信を持っており、93-97マイルの速球とのコンビネーションで打者をきりきり舞いにさせている。スライダーはやや安定感に欠けるが、素晴らしいスピン量を誇る。リリースの見にくい投球フォームと平均以上の制球力を両立しており、1巡指名は堅いとの見立て。野手としても注目を集める。
将来像:ダニー・サラザー(インディアンズ)

15.ヒューストン・アストロズ
パビン・スミス(1B)/Pavin Smith:バージニア大学
◯打撃 アプローチ 1B守備 / ✖スピード
ルイビル大学やノースカロライナ州立大学など強豪がひしめくACCで打率.348・12本塁打・8三振/35四球(5月20日現在)と素晴らしい打撃成績を残している左の好打者。卓越したコンタクト技術と広角打法に加えて、平均以上のパワーポテンシャルも秘めている。走者としては平均以下だが、187cm/95㎏という大柄な体格に比して軽快に動くことができ、一塁守備は平均から平均以上との評価。
将来像:カイル・シュワ―バー(カブス)

16.ニューヨーク・ヤンキース
ニック・プラット(1B)/Nick Pratto:ハンティントン・ビーチ高校
◯打撃 アプローチ 1B守備 投球 /
15年のU-18杯では決勝の日本戦に先発した経歴を持つ。まだ高校生で、これからの選手ではるが、打撃での構えやスイング、傑出した選球眼で辛抱強く見極めていく打撃スタイルからジョーイ・ボットー(レッズ)と比較されている。パワー面での成長も著しく、逆方向に400フィート超えの打球も打てるようになってきた。外野を守れるだけの守備力を備えているが、一塁に専念すればゴールドグラブも狙えるレベル。
将来像:ジョーイ・ボットー(レッズ)

17.シアトル・マリナーズ
デビッド・ピーターソン(LHP)/David Peterson:オレゴン大学
◯体格 3球種 コマンド /
大きく沈むツーシーム、平均をやや上回るスライダー、平均以上のチェンジアップの3球種をバランス良く操る先発左腕。今季に入り球速、コマンドいずれも向上を遂げ、K/BBが2.03から9.33に上昇するなど支配力が向上している。198cm/108㎏と体格もガッシリしており、伸びしろは小さいが即戦力。常時91マイル、最速94マイルの球速は、エース候補としてはやや物足りないか。
将来像:ドリュー・ポメランツ(レッドソックス)

18.デトロイト・タイガース
ネイト・ピアーソン(RHP)/Nate Pearson:セントラル・フロリダ大学
◎速球 / ◯体格 /
今年5月末のブルペンセッションでは101マイルを計測した剛腕。198cm/108㎏の大柄な体格からムーブメントの利いた威力抜群の速球を投げ込む。チェンジアップは打者の手元で鋭く落ち、制球にはばらつきがあるが、平均以上のボールになり得る。他には、やや変化は緩いがカーブ&スライダーも投げることができる。一部ではリリーフ向きとの見方が強いが、先発として脈アリと見る球団なら1巡目指名は十分あり得る。
将来像:カール・パバーノ(元ツインズ他)

19.サンフランシスコ・ジャイアンツ
ジェーク・バーガー(3B)/Jake Burger:ミズーリ州立大学
◯パワー / △3B守備
今ドラフトでは希少なパワーヒッター。ぎこちないスイングから快音を響かせる姿はハンター・ペンス(ジャイアンツ)と比較されている。打率.341・32三振・41四球とコンタクト面も安定しており、適応力の高さもうかがえる。三塁の守備では正確かつ力強いスローイングとまずまずのフットワークを有しているが、一歩目の反応に難があり、三塁に残れるかが将来の価値を左右することになるだろう。
将来像:トッド・フレイザー(ホワイトソックス)

20.ニューヨーク・メッツ
トレバー・ロジャース(LHP)/Trevor Rogers:カールスバッド高校
◯体格 速球 /
198cm/83㎏の伸びしろ溢れる体格から最速95マイルの速球を投げ込む素材型。高校生ながら19歳と年齢は食っているが、高いアップサイド評を得ている。球速は常時88-92マイルとそれほどではないが、安定したコマンドと長いリーチによって打ちにくさを生み出している。持ち球であるスライダーとチェンジアップはいずれも向上の余地を残している。比較的フォームの力みは少なく、先発投手としての素質は十分。
将来像:クリス・セール(レッドソックス)

21.ボルティモア・オリオールズ
ローガン・ワーモス(SS)/Logan Warmoth:ノース・カロライナ大学
◯コンタクト / △2B向き? ツール
目立ったツールはないが、攻守の完成度は今ドラフトNo.1。傑出はしないないが、遊撃に残れる守備力を有しており、コースに逆らわず広角に打ち分ける打撃力もレギュラー選手として及第点レベル。今春に長打力が開眼しており、パワーも二桁本塁打程度まで伸びるだろうとの見立て。平均レベルの守備範囲と肩の強さから二塁手向きとも。選手としてのプロフィールは15年ドラフト全体1位のダンズビー・スワンソン(ブレーブス)と合致。
将来像:ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)

22.トロント・ブルージェイズ
タナー・ハウク(RHP)/Tanner Houck:ミズーリ大学
◎速球 / ◯体格 コマンド / △チェンジアップ
投球フォームの類似性からマックス・シャーザー(ナショナルズ)と比較されている右腕。最速98マイルの速球は、素晴らしい変化を誇り、球速表示以上の球威を生み出している。一方で変化球の精度に難アリ。スライダーはやや変化がぬるく、チェンジアップの扱いもまだまだ。シャーザー同様にやや不格好な投球フォームをしているが、安定してストライクに投げ込むことができる。
将来像:サム・ダイソン(レンジャース)

23.ロサンゼルス・ドジャース
ババ・トンプソン(OF)/Bubba Thompson:マクギル=トゥールン高校
◯ファイブツール スピード CF守備 /
アメリカンフットボールとの二刀流で、ファイブツールプレーヤーへの可能性を秘めた素材型。特に平均を大きく上回ると評されるスピード面を評価されており、守備走塁で大きくインパクトを生み出せるだろう。今春に向上を辿った打撃では平均以上のスイングスピードとパワーポテンシャルを示している。すでにヤンキースとドジャースが関心を寄せている。高校生ながらドラフト3日前に19歳の誕生日を迎える。
将来像:メルビン・アップトンJr(元ブルージェイズ他)

24.ボストン・レッドソックス
ケストン・ヒウラ(2B/OF)/Keston Hiura:カリフォルニア大学アーバイン校
◯コンタクト アプローチ / ✖2B守備 肩
コンパクトかつ滑らかなスイングを示し、大学では打率.442とズバ抜けた成績を叩き出している。パワーもメジャー平均レベル(一部スカウトは平均以上と評価)で、選球眼にも優れるため、今ドラフトでは有数の完成度の高さを誇る。しかし、二塁守備の拙さがネックとなっており、不確定なポジションがどう出るか。肘の状態に不安を抱えており、トミージョン手術を要するとも。
将来像:スピードと守備力を引いたホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)

25.ワシントン・ナショナルズ
グリフィン・キャニング(RHP)/Griffin Canning:カリフォルニア大学ロサンゼルス校
◯4球種 コマンド / △体格
エースポテンシャルではないが、完成度の高さから早期でのMLB到達が見込める即戦力右腕。平均から平均以上の4球種をコマンドよく織り交ぜて、ここまで国内最多の140奪三振をマークしている。中でも速球と同じ腕の振りから繰り出されるチェンジアップが決め球。速球は90-94マイルだが、スピンレートに優れており、面白いように空振りが取れる。185cm/77㎏と投手としてはやや小柄。
将来像:ジェレミー・へリクソン(フィリーズ)

26.テキサス・レンジャース
ヘリオット・ラモス(OF)/Heliot Ramos:リーダーシップ・クリスチャン・アカデミー
◯パワー スピード 肩 / △両翼向き? コンタクト
平均以上のパワーとスピードを備えており、センターに残れる可能性も秘めたスケールの大きいプエルトリカン。懸念材料はボール球を追いかける癖があり、アプローチが荒い事と、センターよりも両翼向きと評価するスカウトが多いことだろう。マイナーでの鍛錬により、磨かれる必要がある。兄ヘンリーはレッドソックス傘下、もう1人の兄ヘクターはサッカーのプエルトリコ代表でフォワードを務めている。
将来像:マーセル・オズーナ(マーリンズ)

27.シカゴ・カブス
ハンズ・クロウズ(RHP)/Hans Crouse:ダナ・ヒルズ高校
◯速球 体格 メンタル / △変化球 リリーフ向き?
195cm/86㎏の大柄な体格からスピンの利いた速球を投げ下ろす。最速で96-97マイルを計測する速球は、今年3月の招待試合で平均球速94.4マイルをマーク。大柄な体格に反して、フォームのエクステンションが平凡で、また力みも強いため、フォームの改造が必須だろう。カーブは上手くかかった時は素晴らしい変化を見せるが、磨かれる必要がある。気迫あふれるメンタルと恵まれた球威からクローザーとして評価するスカウトも。
将来像:ジョナサン・パペルボン(元ナショナルズ他)

28.トロント・ブルージェイズ(補償ピック:エドウィン・エンカーナシオン)
セス・ロメロ(LHP)/Seth Romero:ヒューストン大学
◯速球 変化球 体格 / △コマンド / ✖メークアップ
190cm/108㎏のガッシリとした体格から平均以上の3球種を投げ込む。中でも最速97マイルの速球と切れ味抜群でブレーキの利いたスライダーのコンビネーションで打者を手玉に取っており、今季はK/9=15.7と高い奪三振率を残している。一方でBB/9=3.7・防御率3.51とコマンド面の不調が続いている。また、部内の規律を違反し謹慎処分にもなっており、性格面にも不安を抱えている。リリーフとしてなら即戦力とも。
将来像:カルロス・ロドン(ホワイトソックス)

29.テキサス・レンジャース(補償ピック:イアン・デズモンド)
ジーター・ダウンズ(SS)/Jeter Downs:モンシニョール・エドワードペース高校
◯SS守備 スピード 打撃 /
セント・アンドリューズ島の出身で、デレク・ジーター(元ヤンキース)にちなんで名づけられた。軽快な守備を披露しており、肩と守備範囲はいずれも遊撃に止まれる水準。さらに、打撃力も一般的な遊撃プロスペクトより優れており、バックスピンをかけて鋭い打球を飛ばすことができる。今春に大きく評価を上げており、1巡目指名候補。
将来像:エドゥアルド・ヌネス(ジャイアンツ)

30.シカゴ・カブス(補償ピック:デクスター・ファウラー)
ニック・アレン(SS)/Nick Allen:パーカー高校
◎SS守備 / ◯スピード コンタクト / ✖体格 パワー
素晴らしい守備能力を示し、遊撃手としての能力に疑いの余地はない。172cm/71㎏と小柄で、今のところパワーレスが目につくが、野球IQとメークアップの優秀さからホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)との共通点が指摘されている。守備面は素晴らしいだけに、アルトゥーベのように打撃面を磨くことができれば華のあるスタープレーヤーへとなり得るはずだ。
将来像:ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
 
31.タンパベイ・レイズ
ドリュー・ウォーターズ(OF)/Drew Waters:エトワ高校
◯ファイブツール CF守備 メークアップ /
スケールの大きいファイブツールプレーヤーになり得る逸材。ズバ抜けたスピードと肩を備えており、センターに残れるとの見立て。打撃ではやや空振りをするシーンが見られるものの、将来的にはパワーとアベレージを両立した打者になれるだろう。すでにライナー性の鋭い打球を量産できている。溢れんばかりの闘争心を有しており、メークアップ面の評価も高い。
将来像:デクスター・ファウラー(カージナルス)

32.シンシナティ・レッズ
ブレイン・エンロウ(RHP)/Blayne Enlow:セント・アマント高校
◯速球 変化球 コマンド 体格 /
縦横2種類のカーブは、今年の高校生の中ではNo.1とも評される絶品。素晴らしい軌道を描き、打者の手元で鋭く曲がる。速球も今春に入り、常時90マイル前半、最速で94マイルと力強さが増している。コマンドも平均以上の精度を見せており、193cm/81㎏の細身の体格と滑らかで力みの抜けた投球フォームも合わせてエースポテンシャルを秘めている。チェンジアップと体格面の向上が課題。
将来像:イバン・ノバ(パイレーツ)

33.オークランド・アスレチックス
アレックス・レング(RHP)/Alex Lange:ルジアナ州立大学
◯カーブ / △球速低下 コマンド リリーフ向き?
大学1年時に12勝0敗・防御率1.97と神がかり的な投球を見せたが、95-96マイルを連発していた速球が90-94マイルに低下するなどして評価は下降気味。速球の質が落ちたため、平均以上のカーブを投球の生命線としており、このカーブがコマンド出来ている時は支配的な投球ができるが、そうでないときは苦しい投球を強いられている。フォームの力みとコマンドの平凡さからリリーフ向きとも。
将来像:ジャスティン・グリム(カブス)

34.ミルウォーキー・ブルワーズ
ライアン・ビレイド(3B)/Ryan Vilade:スティルウォーター高校
◯パワー 肩 メークアップ / △スピード
U-18米国代表の3番打者として、パン・アメリカ世界大会の優勝に貢献。素晴らしいバットスピードから豪快なプルヒッティングを披露する。そのパワーはUnder Armour All-America Gameのホームラン競争で優勝するなどすでに証明済み。高校では遊撃も、プロレベルでは機敏さに欠けるため、三塁転向が濃厚。父ジェームズはレンジャース傘下でコーチをしていた人物で、メークアップ面の評価も高い。
将来像:ハビアー・バイエズ(カブス)

35.ミネソタ・ツインズ
タナー・バーンズ(RHP)/Tanner Burns:ディケーター高校
◯速球 カーブ / △体格
小柄なハードボーラーという点で本リスト6位のJ.B.バカウスカスと比較する声が多い。常時92-95マイル、最速97マイルの速球と80マイル前半に達するパワーカーブのコンビネーションで打者を捻じ伏せる。さらに、チェンジアップを扱う才覚も見せており、力みの抜けたフォームでコマンドも落ち着いている。小柄な体格から耐久性を不安視されているが、リラックスしたフォームからでも球威を生み出せる馬力は魅力。父マイクは元アストロズ傘下。
将来像:ソニー・グレイ(アスレチックス)

36.マイアミ・マーリンズ
エバン・ホワイト(1B/OF)Evan White:ケンタッキー大学
◎1B守備 / ◯スピード / △パワー
一塁手ながらズバ抜けた運動能力を有しており、中でもスク―ピングに長けた一塁守備は未来のゴールドグラブ候補と評される。打撃では一塁手としてはパワーが物足りないが、アプローチよくライナー性の打球を生み出すことができ、打率.368・ISO.260と打ちまくっている。スイングスピードの早さから本塁打もじきに増えてくるだろうとの見立て。プロで長打力を伸ばせるかが分かれ目。
将来像:ポール・ゴールドシュミット(ダイアモンドバックス)





MLB DRAFT TOP70 PROSPECTS 2017

MLB DRAFT TOP70 PROSPECTS 2017


2017年のドラフト候補生トップ70名をリストにしました。モック(指名予想)ではなく、純粋なプロスペクトの評価による順位づけとなっております。
※随時更新あり


1.ハンター・グリーン(RHP/SS)/Hunter Greene:ノートルダム高校
◎球速 / ◯運動能力 パワー メークアップ 学業 /
あるア・リーグスカウトが「投打のポテンシャルは大谷翔平(NPB・日ハム)以上」と評する二刀流プレーヤー。投手としては17歳にして最速102マイルを計測しており、力みの抜けたフォームから軽々と90マイル後半を叩き出す。コマンド&運動能力に加えて、メークアップ面も非常に高く買われており、可能性は無限大。高校生を対象とした試験で上位3%に入るスコアを叩き出すなど学業面も優秀。
将来像:大谷翔平(NPB・日ハム)

2.ブレンダン・マッケイ(LHP/1B)/Brendan McKay:ルイビル大学
◯コマンド 打撃 カーブ / ✖スピード
打者としてはエイドリアン・ゴンザレス(ドジャース)、投手としてはクリフ・リー(元フィリーズ)と比較される二刀流。打撃では確実性とパワーを兼ね備えており、滑らかなスイングから広角打法を披露している。投球では89-93マイルの速球をコマンドよく投げ込み、平均以上のカーブで仕留めるスタイル。チェンジアップの精度を磨いている段階だが、投手に専念することで改善できるだろうとの見立て。
将来像:エイドリアン・ゴンザレス(ドジャース)/ クリフ・リー(元フィリーズ)

3.ロイス・ルイス(SS/OF)/Royce Lewis :ジェイセラ・カトリック高校
◎スピード メークアップ / ◯運動能力 パワー アプローチ / 
20-80スケールで70評価のズバ抜けたスピードと非常に洗練されたメークアップを兼ね備える。現段階では打撃技術はまだ発展途上で長打を量産するタイプではないが、平均以上のバットスピードとパワーポテンシャルを秘めており、数年後にはトレイ・ターナー(ナショナルズ)のようにパワー面が開花するかもしれない。スイングが遠回りする癖を改善する必要がある。
将来像:トレイ・ターナー(ナショナルズ)

4.カイル・ライト(RHP)/Kyle Wright:バンダービルト大学
◯速球 変化球 スタミナ 体格 /
デビッド・プライス(レッドソックス)などここ10年で7名のドラフト1巡目投手を輩出しているバンダービルト大学の出身。最速97マイル、常時92-95マイルの速球を主体に平均以上のスライダー&パワーカーブで力強く押す本格派。このほかに、80マイル後半のスプリットも織り交ぜることができる。打者を圧倒できる球威の持ち主であり、細かいコマンドを磨くことができればエースポテンシャル。
将来像:カルロス・カラスコ(インディアンズ)

5.アダム・ヘイズリー(OF)/Adam Haseley:バージニア大
◯打撃 アプローチ 投球 / △両翼向き?
大学入学後は投手としての方が高く評価されていたが、今季は打者として打率.400・14本塁打・OPS1.186(5月20日現在)と一皮むけて評価が逆転。19三振/40四球と卓越したコンタクト技術とアプローチが光る。今年に入り本塁打が急増している点も含め、アンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)と共通点が多い。スピードは平均以上も将来的には両翼向きとの見立て。
将来像:アンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)

6.J.B.バカウスカス(RHP)/J.B. Bukauskas:ノースカロライナ州立大学
◯速球 スライダー / △体格
20-80スケールでいずれも70評価を受けるストレート&スライダーのコンビネーションで打者を圧倒できる球威が魅力。特にスライダーはストレートよりもコマンドに優れ、86^
-88マイルの範囲で鋭く曲がる。ストレートは常時92-94マイルで安定しているが、ここぞという場面では最速97マイルに達する。チェンジアップも向上中で、少なくとも平均レベルとの見立て。183cm/88㎏と投手としてはやや小柄。
将来像:ソニー・グレイ(アスレチックス)

7.マッケンジー・ゴア(LHP)/MacKenzie Gore:ホワイトビル高校
◯速球 変化球 コマンド / △投球フォーム
球威、変化球、コマンドの3点を取り揃えた希少な高校生左腕。187cm/81㎏と線は細いが、最速96マイルの速球に、いずれも平均以上のカーブ&スライダー&チェンジアップを織り交ぜることができる。足を大きく上げるフォームだが、恵まれた運動能力のおかげでバランスを保つことができており、高校生としては非常に安定したコマンドを示している。フォームのエクステンションにも富んでおり、球速表示以上に速球は力強い。
将来像:デビッド・プライス(レッドソックス)

8.シェーン・バズ(RHP)/Shane Baz:コンコルディア・ルターン高校
◯速球 変化球 5球種 運動能力 /
最速98マイルのストレート&80マイル後半のカッターを主体に三振の山を築く本格派。80マイル中盤のスライダー&縦カーブは安定感を高める必要があるものの、将来的には平均以上との見立てで、チェンジアップの精度もまずまず。また、抜群の運動能力のおかげでフォームの再現性も高い。体格とスケールではワンランク落ちるものの、器用さを加えたノア・シンダーガード(メッツ)になれる。
将来像:器用さを加えたノア・シンダーガード(メッツ)

9.ニック・プラット(1B)/Nick Pratto:ハンティントン・ビーチ高校
◯打撃 アプローチ 1B守備 投球 /
15年のU-18杯では決勝の日本戦に先発した経歴を持つ。まだ高校生で、これからの選手ではるが、打撃での構えやスイング、傑出した選球眼で辛抱強く見極めていく打撃スタイルからジョーイ・ボットー(レッズ)と比較されている。パワー面での成長も著しく、逆方向に400フィート超えの打球も打てるようになってきた。外野を守れるだけの守備力を備えているが、一塁に専念すればゴールドグラブも狙えるレベル。
将来像:ジョーイ・ボットー(レッズ)

10.ジョー・アデル(OF)/Jordan Adell:バラード高校
◎ファイブツール / △コンタクト
今ドラフトNo.1のファイブツールプレーヤー。木製バットで飛距離450フィート(137m)を記録したパワー、投手として97マイルを計測した肩、60ヤードを6.4秒で駆け抜けるスピードどれをとっても高校生の中では桁違い。不安視されていたコンタクト面も、スイングが改善されたおかげで劇的に改善されている。今季は94打席で24本塁打・OPS2.019・9三振・32四球と圧倒的な成績。
将来像:アダム・ジョーンズ(オリオールズ)

11.パビン・スミス(1B)/Pavin Smith:バージニア大学
◯打撃 アプローチ 1B守備 / ✖スピード
ルイビル大学やノースカロライナ州立大学など強豪がひしめくACCで打率.348・12本塁打・8三振/35四球(5月20日現在)と素晴らしい打撃成績を残している左の好打者。卓越したコンタクト技術と広角打法に加えて、平均以上のパワーポテンシャルも秘めている。走者としては平均以下だが、187cm/95㎏という大柄な体格に比して軽快に動くことができ、一塁守備は平均から平均以上との評価。
将来像:カイル・シュワ―バー(カブス)

12.アレックス・ファエド(RHP)/Alex Faedo:フロリダ大学
◯スライダー 体格 3球種 / △コンディション 球速低下
昨年は2年生ながらA.J.パク(現アスレチックス)を差し置いてエースの重責を背負った。13勝3敗・防御率3.18と素晴らしい投球を披露し、夏にはBAの大学プロスペクトランキングで1位にランクイン。しかし、昨年秋に両ひざの手術を行い、まだ昨夏の水準までは回復できていない。92-94マイルだった球速は88-92マイルに低下。それでも平均以上のスライダー、ソツなく扱えるチェンジアップ、195cm/102㎏の体格などスペックは先発投手として理想的。
将来像:マックス・シャーザー(ナショナルズ)

13.サム・カールソン(RHP)/Sam Carlson:バーンズビル高校
◯速球 チェンジアップ コマンド 体格 /
今年に入り、球威・安定感いずれもワンランク上昇し、評価もうなぎ上り中の右腕。高校生ながらチェンジアップの精度に自信を持っており、93-97マイルの速球とのコンビネーションで打者をきりきり舞いにさせている。スライダーはやや安定感に欠けるが、素晴らしいスピン量を誇る。リリースの見にくい投球フォームと平均以上の制球力を両立しており、1巡指名は堅いとの見立て。野手としても注目を集める。
将来像:ダニー・サラザー(インディアンズ)

14.オースティン・ベック(OF)/Austin Beck:ノース・デビッドソン高校
◯パワー スピード 肩 / △両翼向き? 素材型 / ✖アプローチ
17年ドラフト候補では、有数のファイブツール高校生。傑出したパワー&スピード&強肩を有しており、特に逆方向に軽々と叩き込むパワーは、長距離砲不足の今ドラフトでは非常に希少だ。守備ではセンターを守るのに十分なツールを有しているが、打球判断やルート取りにやや難があり、特訓が必要だろう。小さな田舎の出身で上のレベルへの対応力が不安視されているが、負けん気が強く、戦うための準備は整っている。
将来像:ドリュー・スタッブス(レンジャース)

15.ジェレン・ケンドール(OF)/Jeren Kendall:バンダービルト大学
◎スピード / ◯肩 CF守備 / △プルヒッター / ✖アプローチ コンタクト
20-80スケールで80評価のスピード、強肩かつ正確なスローイング、センターとして申し分ない守備能力、荒削りながら平均以上のバットスピードからファイブツールプレーヤーになり得る大器。しかし、下半身が扱えておらず割れができていないため、55試合/65三振とコンタクト&アプローチ面が脆い。高レベルの投手への対応に不安を抱えており、指名には勇気がいるだろう。父ジェレミーは元フィリーズ傘下。
将来像:ジャコビー・エルズベリー(ヤンキース)

16.D.L.ホール(LHP)/D.L. Hall:バルドスタ高校
◯速球 カーブ / △コマンド
最速96マイルの速球と大きく割れるカーブのコンビネーションが光る高校生左腕。速球、カーブいずれも20-80スケールで60相当の評価を得ている。第3球種のチェンジアップはストライクに決まった時は平均以上のボールとなっているが、まだ高校生ということもあり、未完成。コマンドにもばらつきがあるが、運動能力の高さから改善されるだろうとの見立て。荒っぽさは懸念材料だが、ポテンシャルの高さは大きな魅力。
将来像:スコット・カズミアー(ドジャース)

17.ブレイン・エンロウ(RHP)/Blayne Enlow:セント・アマント高校
◯速球 変化球 コマンド 体格 /
縦横2種類のカーブは、今年の高校生の中ではNo.1とも評される絶品。素晴らしい軌道を描き、打者の手元で鋭く曲がる。速球も今春に入り、常時90マイル前半、最速で94マイルと力強さが増している。コマンドも平均以上の精度を見せており、193cm/81㎏の細身の体格と滑らかで力みの抜けた投球フォームも合わせてエースポテンシャルを秘めている。チェンジアップと体格面の向上が課題。
将来像:イバン・ノバ(パイレーツ)

18.デビッド・ピーターソン(LHP)/David Peterson:オレゴン大学
◯体格 3球種 コマンド /
大きく沈むツーシーム、平均をやや上回るスライダー、平均以上のチェンジアップの3球種をバランス良く操る先発左腕。今季に入り球速、コマンドいずれも向上を遂げ、K/BBが2.03から9.33に上昇するなど支配力が向上している。198cm/108㎏と体格もガッシリしており、伸びしろは小さいが即戦力。常時91マイル、最速94マイルの球速は、エース候補としてはやや物足りないか。
将来像:ドリュー・ポメランツ(レッドソックス)

19.ジェーク・バーガー(3B)/Jake Burger:ミズーリ州立大学
◯パワー / △3B守備
今ドラフトでは希少なパワーヒッター。ぎこちないスイングから快音を響かせる姿はハンター・ペンス(ジャイアンツ)と比較されている。打率.341・32三振・41四球とコンタクト面も安定しており、適応力の高さもうかがえる。三塁の守備では正確かつ力強いスローイングとまずまずのフットワークを有しているが、一歩目の反応に難があり、三塁に残れるかが将来の価値を左右することになるだろう。
将来像:トッド・フレイザー(ホワイトソックス)

20.トレバー・ロジャース(LHP)/Trevor Rogers:カールスバッド高校
◯体格 速球 /
198cm/83㎏の伸びしろ溢れる体格から最速95マイルの速球を投げ込む素材型。高校生ながら19歳と年齢は食っているが、高いアップサイド評を得ている。球速は常時88-92マイルとそれほどではないが、安定したコマンドと長いリーチによって打ちにくさを生み出している。持ち球であるスライダーとチェンジアップはいずれも向上の余地を残している。比較的フォームの力みは少なく、先発投手としての素質は十分。
将来像:クリス・セール(レッドソックス)

21.ネイト・ピア―ソン(RHP)/Nate Pearson:セントラル・フロリダ大学
◎速球 / ◯体格 /
今年5月末のブルペンセッションでは101マイルを計測した剛腕。198cm/108㎏の大柄な体格からムーブメントの利いた威力抜群の速球を投げ込む。チェンジアップは打者の手元で鋭く落ち、制球にはばらつきがあるが、平均以上のボールになり得る。他には、やや変化は緩いがカーブ&スライダーも投げることができる。一部ではリリーフ向きとの見方が強いが、先発として脈アリと見る球団なら1巡目指名は十分あり得る。
将来像:カール・パバーノ(元ツインズ他)

22.ババ・トンプソン(OF)/Bubba Thompson:マクギル=トゥールン高校
◯ファイブツール スピード CF守備 /
アメリカンフットボールとの二刀流で、ファイブツールプレーヤーへの可能性を秘めた素材型。特に平均を大きく上回ると評されるスピード面を評価されており、守備走塁で大きくインパクトを生み出せるだろう。今春に向上を辿った打撃では平均以上のスイングスピードとパワーポテンシャルを示している。すでにヤンキースとドジャースが関心を寄せている。高校生ながらドラフト3日前に19歳の誕生日を迎える。
将来像:メルビン・アップトンJr(元ブルージェイズ他)

23.グリフィン・キャニング(RHP)/Griffin Canning:カリフォルニア大学ロサンゼルス校
◯4球種 コマンド / △体格
エースポテンシャルではないが、完成度の高さから早期でのMLB到達が見込める即戦力右腕。平均から平均以上の4球種をコマンドよく織り交ぜて、ここまで国内最多の140奪三振をマークしている。中でも速球と同じ腕の振りから繰り出されるチェンジアップが決め球。速球は90-94マイルだが、スピンレートに優れており、面白いように空振りが取れる。185cm/77㎏と投手としてはやや小柄。
将来像:ジェレミー・へリクソン(フィリーズ)

24.ニック・アレン(SS)/Nick Allen:パーカー高校
◎SS守備 / ◯スピード コンタクト / ✖体格 パワー
素晴らしい守備能力を示し、遊撃手としての能力に疑いの余地はない。172cm/71㎏と小柄で、今のところパワーレスが目につくが、野球IQとメークアップの優秀さからホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)との共通点が指摘されている。守備面は素晴らしいだけに、アルトゥーベのように打撃面を磨くことができれば華のあるスタープレーヤーへとなり得るはずだ。
将来像:ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)

25.ジーター・ダウンズ(SS)/Jeter Downs:モンシニョール・エドワードペース高校
◯SS守備 スピード 打撃 /
セント・アンドリューズ島の出身で、デレク・ジーター(元ヤンキース)にちなんで名づけられた。軽快な守備を披露しており、肩と守備範囲はいずれも遊撃に止まれる水準。さらに、打撃力も一般的な遊撃プロスペクトより優れており、バックスピンをかけて鋭い打球を飛ばすことができる。今春に大きく評価を上げており、1巡目指名候補。
将来像:エドゥアルド・ヌネス(ジャイアンツ)

26.ケストン・ヒウラ(2B/OF)/Keston Hiura:カリフォルニア大学アーバイン校
◯コンタクト アプローチ / ✖2B守備 肩
コンパクトかつ滑らかなスイングを示し、大学では打率.442とズバ抜けた成績を叩き出している。パワーもメジャー平均レベル(一部スカウトは平均以上と評価)で、選球眼にも優れるため、今ドラフトでは有数の完成度の高さを誇る。しかし、二塁守備の拙さがネックとなっており、不確定なポジションがどう出るか。肘の状態に不安を抱えており、トミージョン手術を要するとも。
将来像:スピードと守備力を引いたホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)

27.ヘリオット・ラモス(OF)/Heliot Ramos:リーダーシップ・クリスチャン・アカデミー
◯パワー スピード 肩 / △両翼向き? コンタクト
平均以上のパワーとスピードを備えており、センターに残れる可能性も秘めたスケールの大きいプエルトリカン。懸念材料はボール球を追いかける癖があり、アプローチが荒い事と、センターよりも両翼向きと評価するスカウトが多いことだろう。マイナーでの鍛錬により、磨かれる必要がある。兄ヘンリーはレッドソックス傘下、もう1人の兄ヘクターはサッカーのプエルトリコ代表でフォワードを務めている。
将来像:マーセル・オズーナ(マーリンズ)

28.マット・サウアー(RHP)/Matt Sauer:ライエッティ高校
◯速球 体格 スライダー / △コマンド チェンジアップ
今年に入り最速97マイルを計測するなど急成長。193cm/88㎏の恵まれた体格から常時91-94マイルの伸びのある速球と最速87マイルのスライダーのコンビネーション。コマンドに欠陥を抱えているが、ボールを隠す技術に長けており、急にリリースされるような投球フォームは高評価を得ている。コマンドとチェンジアップの向上が先発投手としての鍵となるが、セットアッパー以上のリリーバーになれる可能性も秘めている。
将来像:ダニエル・ハドソン(パイレーツ)

29.ライアン・ビレイド(3B)/Ryan Vilade:スティルウォーター高校
◯パワー 肩 メークアップ / △スピード
U-18米国代表の3番打者として、パン・アメリカ世界大会の優勝に貢献。素晴らしいバットスピードから豪快なプルヒッティングを披露する。そのパワーはUnder Armour All-America Gameのホームラン競争で優勝するなどすでに証明済み。高校では遊撃も、プロレベルでは機敏さに欠けるため、三塁転向が濃厚。父ジェームズはレンジャース傘下でコーチをしていた人物で、メークアップ面の評価も高い。
将来像:ハビアー・バイエズ(カブス)

30.タナー・ハウク(RHP)/Tanner Houck:ミズーリ大学
◎速球 / ◯体格 コマンド / △チェンジアップ
投球フォームの類似性からマックス・シャーザー(ナショナルズ)と比較されている右腕。最速98マイルの速球は、素晴らしい変化を誇り、球速表示以上の球威を生み出している。一方で変化球の精度に難アリ。スライダーはやや変化がぬるく、チェンジアップの扱いもまだまだ。シャーザー同様にやや不格好な投球フォームをしているが、安定してストライクに投げ込むことができる。
将来像:サム・ダイソン(レンジャース)

31.ハンズ・クロウズ(RHP)/Hans Crouse:ダナ・ヒルズ高校
◯速球 体格 メンタル / △変化球 リリーフ向き?
195cm/86㎏の大柄な体格からスピンの利いた速球を投げ下ろす。最速で96-97マイルを計測する速球は、今年3月の招待試合で平均球速94.4マイルをマーク。大柄な体格に反して、フォームのエクステンションが平凡で、また力みも強いため、フォームの改造が必須だろう。カーブは上手くかかった時は素晴らしい変化を見せるが、磨かれる必要がある。気迫あふれるメンタルと恵まれた球威からクローザーとして評価するスカウトも。
将来像:ジョナサン・パペルボン(元ナショナルズ他)

32.ドリュー・ウォーターズ(OF)/Drew Waters:エトワ高校
◯ファイブツール CF守備 メークアップ /
スケールの大きいファイブツールプレーヤーになり得る逸材。ズバ抜けたスピードと肩を備えており、センターに残れるとの見立て。打撃ではやや空振りをするシーンが見られるものの、将来的にはパワーとアベレージを両立した打者になれるだろう。すでにライナー性の鋭い打球を量産できている。溢れんばかりの闘争心を有しており、メークアップ面の評価も高い。
将来像:デクスター・ファウラー(カージナルス)

33.ヘイゲン・ダナー(C/RHP)/Hagen Danner:ハンティントン・ビーチ高校
◯速球 3球種 コマンド 捕手守備 / △プルヒッター / ✖スピード
11年のリトルリーグ・ワールドシリーズ時から注目を集めていた逸材。投手と捕手の二刀流として将来を有望視されている。投手としては94-59マイルに達する速球と安定したカーブ・チェンジアップを織り交ぜ、コマンドも優秀。捕手としては肩の強さだけでなく、柔らかいミット捌き、機敏なフットワークを備えている。打撃では引っ張り傾向の強いアプローチを改善していきたい。
将来像:ジョーダン・ジマーマン(タイガース)/ジオバニー・ソト(カブス)

34.マーク・ビエントス(SS/3B)/Mark Vientos:アメリカン・ヘリテイジ高校
◯パワー 肩 / △SS守備 / ✖スピード
193cm/86㎏と恵まれた体格を備えており、魅力的な打撃能力を示す逸材。素早く力強いスイングからパワーの評価は少なくとも平均以上とされ、パワーとアベレージを両立したバッターになり得るとの見立て。守備面では平均以下のスピードと平凡なグラブ捌き・フットワークを指摘されており、本職の遊撃からコンバートされるだろうと見られている。三塁やレフトに移ったとしてもバリューを生み出せる打撃力は魅力。
将来像:マニー・マチャド(オリオールズ)

35.ローガン・ワーモス(SS)/Logan Warmoth:ノース・カロライナ大学
◯コンタクト / △2B向き? ツール
目立ったツールはないが、攻守の完成度は今ドラフトNo.1。傑出はしないないが、遊撃に残れる守備力を有しており、コースに逆らわず広角に打ち分ける打撃力もレギュラー選手として及第点レベル。今春に長打力が開眼しており、パワーも二桁本塁打程度まで伸びるだろうとの見立て。平均レベルの守備範囲と肩の強さから二塁手向きとも。選手としてのプロフィールは15年ドラフト全体1位のダンズビー・スワンソン(ブレーブス)と合致。
将来像:ダンズビー・スワンソン(ブレーブス)

36.クラーク・シュミット(RHP)/Clarke Schmidt:サウス・カロライナ大学
◯速球 スライダー メークアップ / △TJ物件
大学通じて30ポンドの増量に成功すると、今春は9先発で防御率1.34とブレーク。しかし、今年4月にトミージョン手術を受けたため、ドラフトではスリップすることが濃厚だ。最速で96マイルに達する速球は常時90マイル前半を計測する。フォーシームに加え、大きく沈むツーシームを得意としており、80マイル半ばを計測するスライダーも平均以上。状況に応じてチェンジアップも時折織り交ぜる。
将来像:マット・ガーザ(ブルワーズ)

37.トリスタン・ベック(RHP)/Tristan Beck:スタンフォード大学
◯チェンジアップ 4球種 コマンド / △故障明け
腰の疲労骨折により今季はプレーがないが、平均以上の4球種をコマンドよく織り交ぜる実力の高さは折り紙付き。90-93マイルの速球は193cm/73㎏の細身の体格から向上の余地を残している。カーブ、チェンジアップ、スライダーはいずれも平均以上のボールになり得る可能性を秘めているが、中でもチェンジアップはすでに素晴らしい制度を誇っている。弟ブレンダンの推薦が内定しており、ドラフト順位によっては兄弟共演のため大学残留も。
将来像:上原浩治(カブス)

38.ブレンドン・リトル(LHP)/Brendon Little:フロリダ州立短期大学
◯速球 / △コマンド リリーフ向き?
大学1年時に4イニングしか投球機会に恵まれなかっため、短大に編入。すると、そこで頭角を現しブレーク。課題であったコマンドも克服し、昨夏のケープコッド・リーグでもK/9=11.86と結果を出した。常時90-93マイル、最速97マイルの速球を主体に投球を組み立て、縦に割れるカーブも決め球として使える。チェンジアップ・コマンドの向上が先発にとどまるための鍵。
将来像:フェリペ・リベロ(パイレーツ)

39.タナー・バーンズ(RHP)/Tanner Burns:ディケーター高校
◯速球 カーブ / △体格
小柄なハードボーラーという点で本リスト6位のJ.B.バカウスカスと比較する声が多い。常時92-95マイル、最速97マイルの速球と80マイル前半に達するパワーカーブのコンビネーションで打者を捻じ伏せる。さらに、チェンジアップを扱う才覚も見せており、力みの抜けたフォームでコマンドも落ち着いている。小柄な体格から耐久性を不安視されているが、リラックスしたフォームからでも球威を生み出せる馬力は魅力。父マイクは元アストロズ傘下。
将来像:ソニー・グレイ(アスレチックス)

40.トリストン・ルッツ(OF)/Tristen Lutz:マーティン高校
◎パワー /◯スピード 肩 / △両翼向き
強肩強打が魅力のパワーバット。190cm/95㎏の高校生離れした体格にメジャーで25ホーマー以上が期待できるパワーを備えている。現段階ではヒットツールよりもパワーツールが先行してるが、コンタクトやアプローチも落ち着いており大崩れするタイプではない。守備では平均以上のスピードと肩を有しており、平均以上のライトになれるとの見立て。メークアップや試合に対する感覚にも優れる。
将来像:ネルソン・クルーズ(マリナーズ)

41.エバン・ホワイト(1B/OF)Evan White:ケンタッキー大学
◎1B守備 / ◯スピード / △パワー
一塁手ながらズバ抜けた運動能力を有しており、中でもスク―ピングに長けた一塁守備は未来のゴールドグラブ候補と評される。打撃では一塁手としてはパワーが物足りないが、アプローチよくライナー性の打球を生み出すことができ、打率.368・ISO.260と打ちまくっている。スイングスピードの早さから本塁打もじきに増えてくるだろうとの見立て。プロで長打力を伸ばせるかが分かれ目。
将来像:ポール・ゴールドシュミット(ダイアモンドバックス)

42.セス・ロメロ(LHP)/Seth Romero:ヒューストン大学
◯速球 変化球 体格 / △コマンド / ✖メークアップ
190cm/108㎏のガッシリとした体格から平均以上の3球種を投げ込む。中でも最速97マイルの速球と切れ味抜群でブレーキの利いたスライダーのコンビネーションで打者を手玉に取っており、今季はK/9=15.7と高い奪三振率を残している。一方でBB/9=3.7・防御率3.51とコマンド面の不調が続いている。また、部内の規律を違反し謹慎処分にもなっており、性格面にも不安を抱えている。リリーフとしてなら即戦力とも。
将来像:カルロス・ロドン(ホワイトソックス)

43.アレックス・レング(RHP)/Alex Lange:ルジアナ州立大学
◯カーブ / △球速低下 コマンド リリーフ向き?
大学1年時に12勝0敗・防御率1.97と神がかり的な投球を見せたが、95-96マイルを連発していた速球が90-94マイルに低下するなどして評価は下降気味。速球の質が落ちたため、平均以上のカーブを投球の生命線としており、このカーブがコマンド出来ている時は支配的な投球ができるが、そうでないときは苦しい投球を強いられている。フォームの力みとコマンドの平凡さからリリーフ向きとも。
将来像:ジャスティン・グリム(カブス)

44.コール・ブラネン(OF)/Cole Brannen:ザ・ウエストフィールド高校
◯スピード CF守備 / △選球眼
ファイブツールプレーヤーになり得る可能性を秘めた逸材。20-80スケールで70相当のスピードは走塁だけでなく、センターの守備でも素晴らしい恩恵を生み出している。打球判断やルート取りにも優れており、センターとして申し分ない水準。打撃では選球眼や高レベルの投手への対応に不安を残しているが、素早いスイングで高弾道の打球を生み出すことができる。将来像は「打率.270・15本塁打・30盗塁」と言われている。
将来像:ブレット・ガードナー(ヤンキース)

45.ジェームズ・マリナン(RHP)/James Marinan:パーク・ビスタ・コミュニティ高校
◯速球 体格 /△チェンジアップ
投げっぷりがよく、度胸満点に最速96マイルの速球を投げこんでくる。ストライクゾーンの低めに威力ある速球を集めることができ、将来的には、コマンド面も平均まで伸びるだろうと見られている。カーブは速球とのコンビネーションで空振りを奪うことができる。チェンジアップも時折織り交ぜるが、まだ有効には扱えていない。体格のよさ、運動能力の高さから伸びしろを大きく残しており、ハイポテンシャル。
将来像:イアン・ケネディ(ロイヤルズ)

46.ブレイディ・マクコネル(SS)/Brady McConnell:メリット・アイランド高校
◯スピード 肩 SS守備 / △コンディション
本来であれば攻守揃った遊撃手であり、昨年6月の段階では、「来年のトップ10ピック選手だ」と絶賛されていたが、昨夏・今春の低パフォーマンスにより大きく評価を落としている。遊撃の守備では平均以上のスピード、肩の強さ、ボディコントロール、守備範囲を示しており、長くポジションにとどまることができるだろう。評価を取り戻すため、大学進学が濃厚との見方も。
将来像:アディソン・ラッセル(カブス)

47.スチュアート・フェアチャイルド(OF)/Stuart Fairchild:ウェイクフォレスト大学
◯スピード パワー CF守備 / △コンタクト
大学生ながら伸びしろを残したファイブツール外野手。コンタクトに不安を抱えているが、パワーとスピードを武器に、今季17本塁打・20盗塁をマーク。メジャーでも「20本塁打・20盗塁」をクリアできるポテンシャルを秘めている。不確実な打撃に対して、守備面はハイフロアで、センターとして申し分ない水準。打撃が上手く伸びなくても一発のある4番手外野手として計算できるだろう。
将来像:ドリュー・スタッブス(レンジャース)

48.ブライアン・ミラー(OF)/Brian Miller:ノース・カロライナ大学
◯スピード アプローチ / △パワー 肩
出塁能力とスピードに優れ、また広角に打ち分けるラインドライブヒッターであることから1,2番向きの選手として評価されている。長打力が限られているのがネックだが、下半身を効果的に使えるようになったことで、今季は7本塁打とややパワーが向上。大学1年時はDH、2年時はライトとして出場していたが、今季よりセンターに転向。持ち前のスピードと運動能力の高さからプロでもセンターとしてプレー可能との評価を得ている。
将来像:ジョン・ジェイ(カブス)

49.MJ メランデス(C)/MJ Melendez:ウェストミンスター・クリスチャン高校
◯捕手守備 肩 / △アプローチ コンタクト
攻守揃った捕手としては今ドラフトNo.1だろう。素晴らしい運動能力と肩の強さを有しており、捕球と送球の精度はいずれも非常に高い。プレート後方で機敏に動き、キャリアを通して捕手として計算できる。打撃ではレッグキックを取り入れた強烈なスイングで、豪快なプルヒッティングを披露している。アプローチを磨いて空振りを減らすことが求められる。
将来像:ウェリントン・カスティーヨ(オリオールズ)

50.ギャレット・ミッチェル(OF)/Garrett Mitchell:オレンジ・ルーテル高校
◎スピード / ◯CF守備 
20-80スケールで70-80レベルのスピードを武器に、攻守でインパクトを生み出せる。守備ではルート取り、肩の強さいずれも備えており、センターとして申し分ない。打撃では素晴らしいスイングスピードから高いポテンシャルを秘めているが、アプローチが荒いため、実践でパワーを発揮できておらず、ヒットツールの向上が求められる。ギャンブル要素は大きいが、ファイブツールプレーヤーになり得る。
将来像:ココ・クリスプ(アスレチックス)

51.ブレイン・ナイト(RHP)Blaine Knight:アーカンソー大学
◯速球 コマンド 球種 体格 /
常時90-94マイル、最速97マイルの速球と80マイル中盤のスラッターを、今季BB/9=1.99のコマンドでテンポよく投げ込む。また、カーブ・チェンジアップも有効に扱うことができ、緩急を使った投球もできる。細身の体格と20歳たる年齢から伸びしろは大きめ。フォームの力みも少なく、先発投手向き。
将来像:ジェフ・サマージャ(ジャイアンツ)

52.キャデン・レモンズ(RHP)/Caden Lemons:べスタビア・ヒルズ高校
◯体格 速球 / △コマンド
最速91マイル止まりだった球速は、今春97マイルにまで上昇。198cmの長身かつ低めのリリースポイントから放たれる速球は角度・落差に富んでおり、非常に打ちづらい。しかし、リリースポイントの維持に苦しんでおり、変化球・コマンドの精度がなかなか安定しない。それでもスライダーとチェンジアップはポテンシャルを秘めており、3球種扱えるスケールの大きな投手へ変貌する可能性を秘めている。
将来像:マット・レイトス(ブルージェイズ)

53.ブレント・ルーカー(1B/OF)/Brent Rooker :ミシシッピ州立大学
◯パワー アプローチ /
今季大学で打率.395・23本塁打・OPS1.325とモンスターイヤーを送っている怪物。フリースインガー傾向を改善し、辛抱強いアプローチを習得したことがブレークにつながり、三振率を減らしながらも、四球を大幅に増やしてみせた(16⇒45)。今季18盗塁と大柄な体格に比してスピードはあるが、守備は一塁もしくはレフトに限定される。ポジションのと22たる年齢がドラフトではネックか。
将来像:マーク・トランボ(オリオールズ)

54.ジェーコブ・ヒーズリー(LHP/Jacob Heatherly:カルマン高校
◯速球 コマンド /
ガッシリとした体格と滑らかな投球フォームから高校生ながらリスクは低め。88-92マイルの速球は最速95マイルに達し、コマンドよく両コーナーを突くことができる。速球の他には、70マイル前半の鋭いカーブと70マイル後半の小さいスライダーを好んでおり、いずれも平均から平均以上の球種になり得る。チェンジアップはほとんど扱わない。19歳と高校生ながら年齢は高め。
将来像:ホゼ・キンタナ(ホワイトソックス)

55.コナー・ウセルトン(OF)/Conner Uselton:サウスムーア高校
◎肩 / ◯パワー スピード CF守備 体格 / △両翼向き?
アメリカンフットボールでも有望視されていた身体能力抜群の高校生。傑出したバットスピードから素晴らしいパワーポテンシャルを示す。アプローチが荒く、空振りは多いが、広角にフィールドを扱えるなど打撃センスは悪くない。素晴らしい鉄砲肩の持ち主だが、大柄な体格なため、将来体が成熟してくれば両翼に回ることになるだろう。
将来像:トレイス・トンプソン(ドジャース)

56.クリス・セイズ(SS)/Chris Seise:ウェスト・オレンジ高校
◯スピード 肩 / △パワー
平均以上のスピードと肩、華麗なグラブ捌き、打球反応のよさから平均程度の遊撃手として、長くポジションに止まれると見られている。一方で打撃の評価はスカウト間で分かれており、プロレベルでの打撃成績が将来を決めることになるだろう。スイングが大振り気味で、実践の中で長打力を発揮できていない。この辺はマイナーで経験とトレーニングを積んで改善していくしかないだろう。
将来像:エルビス・アンドルース(レンジャース)

57.クエンティン・ホームズ(OF)/Quentin Holmes:モンサイナー・マクランシー・メモリアル高校
◎スピード / ◯CF守備 / △パワー
攻守に荒削りだが、ベストツールであるスピードは20-80スケールで80評価を得る。ヒットツールはまずまずで、時折あっと驚くようなパンチ力を披露する。体格を成熟させ、パワー面に安定感が出てくればダイナミックなリードオフマンになり得る。センターの守備は発展途上だが、ルート取りや打球判断は向上を辿っている。
将来像:キャメロン・メイビン(パドレス)

58.ジェーコブ・ピア―ソン(OF)/Jacob Pearson:ウェストモンロー高校
◯アプローチ スピード / ✖肩
アプローチに長けた高度な打撃技術と平均以上のスピードから「20本塁打・20盗塁」相当のポテンシャルを秘める。すでに打球に角度をつける技術を身につけており、一般的な高校生野手よりも一歩リードしている。高校2年の時に肩の手術を受けているため弱肩で、センターに残るためには守備力向上が求められる。
将来像:チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)

59.スティーブン・ジェニングス(RHP)/Steven Jennings:デカルブ・カントリー高校
◯速球 運動能力
アメリカンフットボールとの二刀流で鳴らしていたが、昨秋にACLを断裂しシーズン終了。今春は復帰を果たすばかりではなく、野球のドラフト候補として一躍評価がうなぎ昇りだ。最速95マイルの速球と85マイルのスライダーは、運動能力の高さから伸びしろを秘めている。滑らかでシンプルな投球フォームから制球もまとまってくるだろうとの見立て。
将来像:ジェフ・サマージャ(ジャイアンツ)

60.アレックス・シェリフ(RHP)/Alex Scherff:コリービル・ヘリテイジ高校
◯速球 チェンジアップ / △変化球
80マイル後半だった速球は常時93-95マイル、最速98マイルにまで成長。この速球と高校生No.1とも評されるチェンジアップのコンビネーションで打者を翻弄している。しかし、スライダー・カーブの精度が甘く、改善に取り組んでいる。コマンドは向上を辿っているが、安定してストライクを投げる程度の制球力を身に付けられるかが先発投手としての背鍵となるだろう。
将来像:ジェームズ・シールズ(ホワイトソックス)

61.ウィル・クロウ(RHP)/Wil Crowe:サウス・カロライナ大学
◯体格 速球 / △TJ手術明け
187cm/113㎏の大柄な体格はジョー・ブラントン(ナショナルズ)と比較される。最速97マイルのシンカーはズッシリとした重みがあり、カーブ・スライダーもパワフル。チェンジアップもまずまずだが、もう少し安定感が欲しいところ。今季はトミージョン手術から復帰したが、球威の維持に苦しんでおり、防御率3.41・K/BB=2.90とやや物足りない内容。
将来像:ジョー・ブラントン(ナショナルズ)

62.ドリュー・エリス(1B/3B)/Drew Ellis:ルイビル大学
◯打撃 パワー / △スピード 守備
大柄な体格にギッシリとパワーがつまっており、素早くコンタクトなスイングでも18本塁打・ISO.341と長打を生み出せる。37三振・37四球とアプローチも落ち着いており、パワーとアベレージを両立した打者になり得る。本職は一塁だが、リスト2位のマッケイがいるため、今春は三塁での出番が増えている。三塁手としては機敏さと守備範囲に欠ける。
将来像:ダニー・バレンシア(マリナーズ)

63. ギャビン・シーツ(1B)/Gavin Sheets:ウェイク・フォレスト大学
◯パワー 肩 アプローチ / △ヒットツール / ✖スピード
ズバ抜けたパワーを武器としており、今季20本塁打と素晴らしいパフォーマンスを披露している。一方でスイングスピードの遅さからプロレベルの速球への対応が不安視されている。それでも今季は33三振・44四球とアプローチ面で向上を辿り、スカウトからの評価は上昇傾向にある。守備ではスピードに欠けるものの、強肩を武器に一塁手として及第点レベル。
将来像:ギャレット・ジョーンズ(読売ジャイアンツ)

64.ルイス・カンプサーノ(C)/Luis Campusano:クロス・クリーク高校
◯パワー 肩 /△捕手守備 / ✖スピード
打撃先行型の高校生捕手。スタンスを変えたことでよりパワーを発揮できるようになり、パワーの評価は20-80スケールで少なくとも60以上とされる。一方の守備では、平均から平均以上の肩の強さを有しているが、柔らかいミット捌きやレシービング技術が欠如しており、捕手としての守備力を高めていくことが求められる。それでも、レシービングやブロッキングは日々向上しているとの報告も。
将来像:J.P.アレンシービア(元ホワイトソックス他)

65.ライリー・アダムス(C)/Riley Adams:サンディエゴ大学
◯パワー / △捕手守備 コンタクト
大学生捕手としては今ドラフトNo.1の評価。クリス・ブライアント(カブス)風の打撃フォームから広角に鋭い打球を弾き返し、配球の読みも上手い。一方で54試合で57三振と三振の多さという弱点までブライアント似。また、捕手守備も平均から平均以下と言われており、一部スカウトは将来的には一塁に移るのではと心配している。
将来像:ニック・ハンドリー(ジャイアンツ)

66.ジェーク・エダー(LHP)/Jake Eder:マトロック・アカデミー高校
◯速球 体格 / ✖コマンド
最速95マイル投げられて体格的伸びしろがある左腕というだけでも希少。現段階ではノーコンだが、滑らかで力みの抜けたフォームからある程度改善されるだろうとの見立て。第2球種のカーブはばらつきが大きく、調子がいい日は70マイル後半で素晴らしいスピンを誇るが、悪い日はストライク周辺にすら集まらない。名門バンダービルト大学への推薦が決まっており、指名は困難か。
将来像:ブレーク・スネル(レイズ)

67.マイケル・メルカド(RHP)/Michael Mercado:ウェストビュー高校
◯コマンド 体格 球種 /
伸びしろ溢れる体格と4球種をコマンドよく集める投球技術の高さを両立した高校生投手。最速94マイルの速球と平均以上のカーブを主体としながら、80マイル後半のツーシームやカッターでゴロを打たすこともできる。スタンフォード大学への推薦が決まっており、契約にこぎつけるのは困難か。
将来像:ダグ・フィスター(エンゼルス)

68.ケビン・マレル(SS)/Kevin Merrell:サウス・フロリダ大学
◎スピード / △SS守備 / ✖パワー
20-80スケールで75評価のスピードを武器に、果敢に盗塁を決めるスピードスター。打撃では出塁に徹したコンタクトヒッターながら、今季は7本塁打とパンチ力が向上している。守備では二塁が本職も、今季より遊撃に転向。しかし、多くのスカウトはセンター向きと評価しており、ポジションの不透明さがネック。
将来像:ビリー・ハミルトン(レッズ)

69.トレバー・ステファン(RHP)/Trevor Stephan:アーカンソー大学
◯速球 コマンド / △リリーフ向き? チェンジアップ
球威とコマンドのパッケージ。常時90-95マイル、最速97マイルの速球はクロスファイヤーの見にくい投球フォームと合わせて打者にとっては非常に厄介。K/BB=6.00とコマンドにも優れており、両コーナーに速球を投げ分けることができる。速球とスラッターを主体としたゴリ押しの投球スタイルをとっており、チェンジアップの精度の欠けるため、リリーフ向きとの見方も。
将来像:ネイト・ジョーンズ(ホワイトソックス)

70.ジェーク・マンガム(OF)/Jake Mangum:ミシシッピ州立大学
◯スピード 肩 CF守備 / ✖パワー 選球眼
祖父、父、おじ全てがNFLでプレーしているアメフト一家。本人は野球の道を選んだが、平均以上のスピードを生かしたコンタクトヒッターとして活躍している。大学通算125試合で1本塁打と長打力は皆無だが、打率.362・20盗塁をマーク。守備でも生まれ持った身体能力を生かし、センターとして素晴らしい素質を持っている。
将来像:エンダー・インシアーテ(ブレーブス)






2016年5月2日月曜日

MLB DRAFT TOP50 PROSPECTS 2016

MLB DRAFT TOP50 PROSPECTS 2016


2016年のドラフト候補生トップ40名をリストにしました。モック(指名予想)ではなく、純粋なプロスペクトの評価による順位づけとなっております。
※随時更新あり


1.ジェーソン・グルーム(LHP)/Jason Groome:バーネガット高校
クレイトン・カーショウ(LAD)と比べられる超大物の逸材。90マイル中盤のストレート&カーブは破壊力満点。また、クリーンなメカニック&投球センスの良さなどエースとしての資質も全てそろえる。地元ニュージャージー州からほど近いフィラデルフィアからの全体1位指名が濃厚か?

2.コリー・レイ(OF)/Corey Ray:ルイビル大学
小柄ながらファイブツールとしてのスケールが傑出している。CFとしては規格外の、両翼としても十分通用するだけのパワーを備えている上に、プラス評価のスピードに支えられたCF守備も平均以上。ロレンゾ・ケイン(KC)やアンドリュー・マッカチェン(PIT)のようなバリューを生み出せるだろう。筆者のイメージは「20HR打てるデナード・スパン(SF)」

3.ニック・センゼル(3B)/Nick Senzel:テネシー大学
昨夏のCape Cod Leagueでは打撃タイトルを独占してMVPを獲得。今春のリーグ戦でも4月30日現在で打率.338&OPS1.001をマークしている。また、14K/31BBと辛抱強いアプローチとゾーンコントロールも備えており、打撃に関しては文句無しといったところだ。一方で守備に不安を抱えており、ポジションが定まらない。プロレベルでも内野に止まれるかが評価の分かれ目だろう。

4.カイル・ルイス(OF)/Kyle Lewis:マーサー大学
右のジェーソン・ヘイワード(CHC)とも評される強肩強打の外野手。ヘイワードよりもパワー面で勝る一方で守備面では劣ると見られている。今ドラフトで希少なパワーポテンシャルの持ち主だが、予備動作の大きい打撃フォーム&粗削りなアプローチからプロレベルへの適応に不安。CFに残れると見るスカウトも存在するが、大柄な体格&選手タイプからRF向きとされている。

5.ライリー・パイント(RHP)/Riley Pint:セントトーマス・アキナス高校
①大柄な体格、②100マイル超のストレート、③プラスピッチのカーブを引き合いに出してトッププロスペクトであるルーカス・ジオリト(WSH)と比較するスカウトも多い。しかし、ジオリトとの決定的な差は制球力にある。現段階ではフォームが定まらないことが多く、コマンドが不安定。制球難を改善できればホゼ・フェルナンデス(MIA)のようなエース投手へとなり得るだろう。

6.ブレーク・ラサフォード(OF)/Blake Rutherford:チャミナンデ大学附属高校
高校生No.1打者。美しくバランスのとれたスイングからパワーとアベレージを備えた平均以上の打者になり得るとの評価。プラス評価のスピードも備えており、攻守に脚力を生かしたプレーが光る。CF守備も堅実との評価だが、プロレベルでもCFに残れるかどうかが選手としてのバリューを左右するだろう。

7.ローガン・ショア(RHP)/Logan Shore:フロリダ大学
即戦力性が望まれる近年のドラフト傾向にはピッタリの選手。スカウト達からはアーロン・ノラ(PHI)と比較されている。90マイル前半のストレート&プラスのチェンジアップをコマンドよく投げ込み、打者のタイミングを崩す。「即戦力型も、エースポテンシャルではない」との見立てだが、それはドラフト時のノラも同じであった。16年は8勝0敗、防御率2.39、K/BB=6.18をマーク(4月30日現在)。

8.ダコタ・ハドソン(RHP)/Dakota Hudson:ミシシッピ州立大学
制球力が改善され評価がうなぎ上り。最速97マイルのストレート&80マイル後半の高速スライダーの強烈なコンボはジェーク・アリエタ(CHC)と重なるものがある。カーブ&チェンジアップも扱うことができ、大柄な体格も含めてエースにふさわしい逸材。昨夏のCape Cod Leagueでは11試合(42.2回)投げて防御率1.69と印象的なパフォーマンス。

9.ジョーダン・シェフィールド(RHP)/Jordan Sheffield:バンダービルド大学
6フィート0/185ポンドと小柄ながら最速98マイルのストレート&プラスプラスのスライダーのコンビネーションはマーカス・ストローマン(TOR)と比較されている。さらにチェンジアップも決め球になり得る球種。BB/9が昨年の6.45から3.31に大幅改善。おじはゲリー・シェフィールド。力みの入ったフォームから先発投手として大成するには制球力向上が不可欠。

10.ザック・コリンズ(C)/Zack Collins:マイアミ大学
大学リーグで圧倒的な打撃成績を残している強打の捕手。16年は4月30日現在で.417/.580/.713たるスラッシュライン(OPSは1.293)。25K/48BBとアプローチも優秀で打撃に関しては言うことなし。一方で捕手としての守備力には疑問符が浮かぶところがあり、カイル・シュワバー(CHC)のような選手になるだろう。

11.ジョーイ・ウェンツ(LHP)/Joey Wentz:シャウニー・ミッション東高校
投打に才能を示す怪物。シンシナティで行われたAll-Star Game festivitiesでのホームラン競争では543フィート弾を放った。6フィート5/210ポンドたる高校生離れした体格から最速95マイルのストレート。チェンジアップ&カーブは上質なアウトピッチ。フォームの再現性も高く、制球も安定している。メークアップも磨かれており、可能性は無限大。

12.ミッキー・モニアック(OF)/Mickey Moniak:ラコスタ・キャニオン高校
今ドラフトクラスではレイ、ラサフォード、ルイスに次ぐファイブツール候補。3名に比べるとインパクトで見劣りするが、手堅さは魅力。ライナー性の打球を量産する高いヒット技術&プラスのスピードはリードオフ向き。パワー面ではラサフォードに負けるが、GG級とも評されるCF守備では勝っている。野球に対するセンスやひたむきさでも気に入られている。

13.イアン・アンダーソン(RHP)/Ian Anderson:シェネンデホワ高校
今ドラフトクラスでもトップクラスのアップサイドを秘める高校生投手。91-95マイルの角度あるストレート&平均以上のスライダー&平均のチェンジアップを扱うことができ、制球もおおむね安定している。6フィート3/170ポンドの細身の体格からこれからの成長に期待したいところ。バンダービルド大学への進学の可能性が高い。

14.ジョシュ・ロウ(3B/RHP)/Josh Lowe:ポープ高校
二刀流プレーヤー。パワーとアベレージを兼ね備えた打撃に加え、スピード&肩もプラス評価。また投手としては90マイル前半のストレート&カーブ&スライダー&チェンジアップ。6フィート4/190ポンドの体格は向上の余地を残しており、投打においてパワーアップが期待される。

15.A.J.パク(LHP)/A.J. Puk:フロリダ大学
今ドラフト随一のハードボーラー。90マイル後半に達するカット気味のストレートを武器に16年は防御率2.87、K/9=12.45をマーク。試合終盤になっても球威を維持できるスタミナ&スライダーに加えチェンジアップも扱うことができるなど先発投手としての資質は十分。しかしコマンドが平凡で、制球難の改善が必須。大学3年間でBB/9=3.93。

16.ドールトン・ジェフリーズ(RHP)/Daulton Jefferies:カルフォルニア大学
16年は4月30日現在で6先発して6勝0敗、防御率1.29、K/BB=7.83と圧倒的な投球を披露している。コマンドよく投球を組み立てる実戦派。ストレートは最速95マイルに達し、スライダーも平均以上。元々SSを守っていたアスリートで、潜在能力は高い。マイク・リーク(STL)やジェレミー・へリクソン(PHI)と比較されている。

17.ブライアン・レイノルズ(OF)/Bryan Reynolds:バンダービルド大学
目立ったツールは持たないも、大学3年間で打率.331&OPS.917をマークしているスイッチヒッター。16年はここまで43試合で打率.340、本塁打10、OPS1.108と素晴らしい内容。スピード&ディフェンスもソリッド。慎重で逆方向を意識したアプローチのため、四球も多い。肩の弱さからLF向きとされる。

18.バディ・リード(OF)/Buddy Reed:フロリダ大学
ファイブツール。ツールの評価は今ドラフトNo.1とも。16年はプラスプラスのスピードを生かしてここまで42試合で20盗塁(失敗0)をマーク。基本的にコンタクト重視の打撃スタイルだが、アプローチが安定しないこともあり、試合数を上回る三振数を記録している。打席でのアプローチを磨くことができれば潜在的な打撃能力をより有効に生かせるだろう。CF守備は優秀。

19.ブラクストン・ギャレット(LHP)/Braxton Garrett:フローレンス高校
U-18のW杯では日本戦で登板し、印象に残っているファンも多いのではないだろうか。落差抜群のカーブを武器に投球を組み立てる。クリーンなメカニックから制球も安定しており、高校生ながら完成度は高い。ここからエース級の投手になるには88-94マイルのストレートのパワーアップを図りたいところ。

20.フォレスト・ウィットリー(RHP)/Forrest Whitley:アラモ・ヘイツ高校
高校入学時に70マイル台だった速球は最速97マイルまで成長。6フィート7/235ポンドの体格はまさに規格外。ムーブの利いた92-97マイルの速球&プラスのパワーカーブ&プラスピッチになり得るチェンジアップ。大柄な体格だが、ボディバランスに優れており、メカニックも無駄な動作は少ない。全体的に荒削りだが、スケールの大きさはリスト4位のパイントに次ぐ。

21.ニック・バンクス(OF)/Nick Banks:テキサスA&M大学
昨夏は大学米国代表としてもプレー。レイ&リードと共に外野を守った。代表ではチームトップの打率.386、出塁率.491をマークするなどピュアヒッティングの評価が高い。目立ったツールはないが、広角にギャップを破る打撃スタイル。16年に入り、走攻守においてのパフォーマンス低下が指摘されている。

22.アレックス・キリロフ(OF)/Alex Kirilloff:プラム高校
Perfect Game All-American Classicのホームラン競争で優勝した豪快なパワーがウリのヒッティングプロスペクト。18歳にして広角に打ち分けるヒット技術も披露しており、コンタクトに不安がないのもポイント。高校ではCFを守っていて身体能力が低いわけではないが、プロレベルではコーナーに回ることになるだろう。

23.デルビン・ペレス(SS)/Delvin Perez:インターナショナル・ベースボール・アカデミー
スピード、打球反応、守備範囲、肩、ハンドリング。SSとして必要な要素を全て揃える今ドラフトクラス最高のディフェンダー。プエルトリコ出身選手としては、2012年のカルロス・コレア(HOU)以来となるドラフト1巡目指名を狙う。大手媒体ではトップピック級の評価となっているが、打撃能力の平凡さとアプローチの荒さからこの順位とした。

24.カーター・キーブーム(3B)/Carter Kieboom:ウォルトン高校
兄スペンサーはWSHのプロスペクト。恵まれた動体視力とコンタクトセンスに支えられた打撃は高校随一のクオリティ。昨年7月のUnder Armour All-America Gameでは本リスト4位のパイントの98マイルのストレートを鮮やかにライト前に弾き返した。高校ではSSを守っているが、グラブ捌きの上手さと肩の強さは、より速い打球が集まる3B向き。

25.ケビン・ゴーディ(RHP)/Kevin Gowdy:サンタバーバラ高校
高校生離れしたした完成度に加え、6フィート4/175ポンドたる将来有望な体格から注目を集めている。力みのない滑らかなフォームから平均以上の3球種をバランスよく投げ込む。90-93マイルのストレートはパワーアップが見込まれており、コマンドも年齢に比して発達している。大学進学の可能性も高いが、筆者の中での比較対象はホゼ・べリオス(MIN)。

26.ウィル・クレイグ(3B/1B)/Will Craig:ウェークフォレスト大学
打撃能力の高さと身体能力の低さからビリー・バトラー(OAK)と比較されている。パワーとヒットツールの評価はいずれも平均以上で、大学ではここまで36試合で打率.427、本塁打13、OPS1.429と打ちまくっている。投手として94マイルを計時する強肩は3Bとして十分だが、235ポンドの巨漢から機敏さに欠けており、将来的にはバトラー同様1Bに回ることになるだろう。

27.ノーラン・ジョーンズ(3B/SS)/Nolan Jones:ホーリーゴースト高校
高校随一のピュアヒッター。スイングスピードの速さと潜在的なパワーツールから、体格の成熟とともにホームランも自然と増えるはずだ。高校ではSSを守っているが、6フィート4/185ポンドの体格から体の成熟に沿って3Bや2B、もしくはLFへの転向が予想されいてる。いずれのポジションに移ったとしてもオフェンス面の魅力が見劣りすることはないだろう。

28.マット・マニング(RHP)/Matt Manning:シェルドン高校
NBAプレーヤーである父のDNAを引き継いだ6フィート6の体格から96-97マイルのストレートを投げ込む。セカンドピッチのカーブは球威&落差があり、チェンジアップも高校生にしては良い。自身もバスケットボールをプレーしていたため、野球経験は浅いが、父親譲りの体格と身体能力から将来への期待は大きい。若干フォームに複雑な動きがあり、マイナーで再現性の高いフォームを学んでいく必要があるだろう。

29.カル・クアントリル(RHP)/Cal Quantrill:スタンフォード大学
トミージョン手術物件。今季の全休が決まっているカナダ出身のトッププロスペクト。健康であれば90マイル前半から中盤のストレート&スライダー&カーブ&チェンジアップの上質な4球種をバランスよく織り交ぜる本格派。速球のコマンドも安定しており、1巡目に特攻する球団も出てくるだろう。

30.ドリュー・メンドーザ(3B)/Drew Mendoza:レーク・ミネオラ高校
チームではSSを守っているが、6フィート4たる大柄な体格から3Bに回ると見られている。滑らかなスイングから高い打撃技術を備えており、パワーも体格の向上に伴って増加が見込まれる。肩の強さは素晴らしく、フットワークを磨いて3Bにとどまることができればマット・カーペンター(STL)のような「強打の左の内野手」として存在感を示すことができるだろう。進学の意志が強い?

31.ヘズス・ラザード(LHP)/Jesus Luzardo:ストーンマン・ダグラス高校
トミージョン物件。もし故障がなければリスト1位のグルームに次ぐ高校生左腕だっただろう。ストレートは最速97マイルを計測しており、またカーブ&チェンジアップの精度と扱いの上手さでもスカウトたちを驚かせていた。1巡目指名もあり得るが、大学進学の可能性も高い。

32.コナー・ジョーンズ(RHP)/Connor Jones:バージニア大学
即戦力投手としてトップ級の評価を得ているが、大学での平凡なパフォーマンスからこの順位とした。90マイル前半の沈む速球&平均以上のスライダーをストライクゾーンに集める投球スタイル。サードピッチのチェンジアップもまずまず。16年は11先発で防御率1.95も、K/9=6.3、K/BB=2.0と投球内容はイマイチ。

33.T.J.ズーク(RHP)/T.J. Zeuch:ピッツバーグ大学
6フィート7/225ポンドの大柄な体格に強靭なパワーを秘めている。常時92-94マイルを計測する馬力のあるストレートは最速で96-97マイルにも達する。スライダー&カーブの扱いはよいが、チェンジアップの向上が課題。制球は安定しており、今季はK/BB=5.10という内容。

34.ザック・バーディ(RHP)/Zack Burdi:ルイビル大学
兄ニックはMINのプロスペクト。兄と同じく100マイル超の速球&プラスのスライダーで攻めるパワーリリーバー。クリーンなデリバリーで、コマンドも安定しており、さらにチェンジアップも扱えるため先発適性があると見るスカウトも。ストレートは最速102マイル。

35.エリック・ラウアー(LHP)/Eric Lauer:ケント州立大学
コマンドよく多彩な球種を織り交ぜる即戦力大学生。ストレートは最速94マイル止まりで、トップピックの投手としては平凡だが、スライダー&カーブ&チェンジアップはいずれも一定の評価を得ている。また、力みの抜けたフォームでストライクを取るのにも苦労がない。

36.アレク・ハンセン(RHP)/Alec Hansen:オクラホマ州立大学
エース級の逸材も制球難によるパフォーマンス低下で評価を大きく落としている。常時95マイル超えのストレートは最速102マイル。試合終盤になっても90マイル後半を連発するスタミナも持っているが、今季9試合で防御率6.58、BB/9=8.31ではどうにもならない。上位で指名するには勇気がいるだろう。

37.ヒース・クイン(OF)/Heath Quinn:サムフォード大学
魅力的な強肩強打。6フィート3/220ポンドのガッチリした体格の持ち主で、今季はここまで45試合で打率.339、本塁打17、OPS1.147と素晴らしい内容。四球率16%と選球眼も優秀だ。また体格に比してスピードもあり、持ち前の強肩と合わせてRF向きの逸材。

38.コディ・セドロック(RHP)/Cody Sedlock:イリノイ大学
昨夏のCape Cod Leagueでの先発転向をきっかけにスカウトからの評価を上げている。最速96マイルのストレート&平均以上のスライダーでゾーンをパワフルに攻める。16年は4月30日現在で11先発して防御率3.04、K/9=10.95、BB/9=2.92と安定したパフォーマンス。ゴロアウトの多さも魅力。先発に残るにはカーブ&チェンジアップの精度を高めたい。

39.アレックス・スピース(RHP)/Alex Speas:マクイーチャン高校
荒削りな高校生投手で、トゥキ・トゥサント(ATL)と比較されている。92-96マイルの威力のあるストレート&素晴らしいカーブのコンビネーション。6フィート4/190ポンドの体格からさらなる成長に期待がかかる。制球が不安定で、投球センスも今一つのためリリーバー向きとも。

40.ザック・ギャレン(RHP)/Zac Gallen:ノースカロライナ大学
力みのないメカニックと抜群の身体能力のおかげでフォームの再現性が高く、安定したコマンドが武器。ストレートは90マイル前半も低めに集めることができ、カッター&チェンジアップも有効に織り交ぜるクレバーな投球スタイル。エースポテンシャルではないもローテーション半ばクラスの逸材。

41.カイル・マラー(LHP)/Kyle Muller:イエズス大学附属高校
6フィート5/230ポンドの大柄な体格から恵まれたアップサイドを期待されている。ストレートは最速95マイルとのレポも、試合では終始86-88マイル止まり。70マイル台のカーブは落差&角度いずれも素晴らしい。フォームの再現性も比較的安定している。

42.ジョー・リゾー(3B)/Joe Rizzo:オークトン高校
ガッチリした体格から広角に打ち分けるピュアヒッター。パワーもまずまず。3B守備の不安が指摘されており、最終的にLFに回ることになるかもしれない。また、5-9/195の体格からパワー含めたアップサイド評にも疑問。

43.クリス・オケイ(C)/Chris Okey:クレムゾン大学
これといったツールはないも、攻守のバランスがよい捕手。潜在的なパワーを秘めており、打撃の将来像は「打率.260、本塁打15」。5度のUSA代表入りを果たすなど大舞台での経験も豊富で、捕手としての実力も折り紙付き。

44.ジョン・ダプランティア―(RHP)/Jon Duplantier:ライス大学
威力抜群のストレートが武器。91-96マイルのストレートは打者の手元でリリースされるため、打者は球速以上に速く感じる。カーブ&チェンジアップも決め球に使えるボールで、K/9=11.47と高い奪三振能力を示している。肩に不安を抱えており、耐久性が懸念されている。

45.ベン・ロートベット(C)/Ben Rortvedt:ヴェローナ・エリア高校
打撃能力は今ドラフトクラスの捕手でNo.1。滑らかで力強いスイングを披露し、軽々と柵越えを連発する。将来像は「打率.270、本塁打20」と高く評価されているだけに、ブロッキングなど捕手としてのスキル向上に努めたい。肩の強さは捕手としての及第点をクリア。

46.ノニ―・ウィリアムズ(SS)/Nonie Williams:ターナー高校
魅力的なツールの宝庫。パワー&スピード&肩の強さはいずれも平均以上。打撃では素早いスイングを示し、潜在的なパワーも秘める。現段階ではSSも、6フィート2/200ポンドと17歳にしてはガッチリした体格から2Bや3Bに回るのでは?と見るスカウトも。また20-80スケールで65評価のスピードを生かすためにCF挑戦もあり得る。

47.ロバート・タイラー(RHP)/Robert Tyler:ジョージア大学
今ドラフトクラスでは34位のバーディに次ぐ豪腕投手。先発時でも常時92-95マイル、最速で90マイル後半に達するストレートは魅力も、BB/9=5.2とコマンドの平凡さを露呈している。カーブ&チェンジアップも扱え、K/9=11.5は高水準。フォームの再現に苦しんでおり、改善されなければリリーフに回ることになるだろう。

48.コール・ラガンス(LHP)/Cole Ragans:ノースフロリダ・クリスチャン高校
完成度の高さで評価を得ている高校生左腕。18歳にしてまるでメジャーリーガーのような投球を披露し、スカウトを驚かせている。滑らかなフォームから90マイル前後の速球をコマンドよく投げ込み、カーブ&チェンジアップも平均以上。投球センスもよい。

49.レジ―・ローソン(RHP)/Reggie Lawson:ビクターバレー高校
6フィート4/185ポンドの体格から高いアップサイド評を得ていたが、故障による今春のパフォーマンス低下で評価は下降気味。健康時には最速94マイルのストレートをコマンドよく投げ込んでいた。カーブ&チェンジアップの質が平凡。

50.カルロス・コーテス(2B)/Carlos Cortes:レイク・ハウエル高校
打撃能力だけなら高校随一。両打席から素晴らしいヒッティングセンスを披露し、パワーツールも5フィート9たる体格に比して優れている。問題は守備で、守備範囲&ハンドリングは2Bに残れるレベルではなく、将来的には外野に回る?小柄な体格と守備への不安が評価を下げている要因。





2016年3月14日月曜日

NPB TOP50 Prospects 2016

NPB TOP50 Prospects 2016

当ランキングは選手の将来性と即戦力性のバランスを考慮して作成しました。基準としては現行のNPBの新人王規準ではなく、50IP/140打席(あくまで目安)たるメジャーかぶれの基準となっております。選手名リンク先から選手の動画に飛びます。
各選手のレポートは球団別TOP10にて記載しておりますので、そちらをご参照ください。

 1.高山 俊:OF:阪神

 2.吉田 正尚:OF:オリ

 3.上林 誠知:OF:福岡

 4.平沢 大河:SS:千葉

 5.高橋 光成:RHP:西武

 6.岡田 明丈:RHP:広島

 7.多和田 真三郎:RHP:西武

 8.今永 昇太:LHP:横浜

 9.高橋 純平:RHP:福岡

10.岡本 和真:3B:読売

11.原 樹理:RHP:ヤク

12.エクトル・メンドーサ:RHP:読売

13.森 雄大:LHP:楽天

14.安樂 智大:RHP:楽天

15.横田 慎太郎:OF:阪神

16.近藤 大亮:RHP:オリ

17.渡邉 諒:SS:ハム

18.武田 健吾:OF:オリ

19.小笠原 慎之介:LHP:中日

20.上原 健太:LHP:ハム

21.山川 穂高:3B:西武

22.茂木 栄五郎:3B:楽天

23.牧原 大成:SS:福岡

24.横山 雄哉:LHP:阪神

25.熊原 健人:RHP:横浜

26.薮田 和樹:RHP:広島

27.乙坂 智:OF:横浜

28.陽川 尚将:3B:阪神

29.:RHP:西武

30.美間 優槻:3B:広島

31.奥浪 鏡:3B:オリ

32.飛雄馬:SS:横浜

33.桜井 俊貴:RHP:読売

34.横山 弘樹:RHP

35.平沼 翔太:SS:ハム

36.岩貞 祐太:LHP:阪神

37.斐紹:C:福岡

38.関谷 亮太:RHP:千葉

39.二木 康太:RHP:千葉

40.宗 佑磨:SS:オリ

41.北條 史也:SS:阪神

42.藤井 亮太:C/OF:ヤク

43.土田 瑞起:RHP:読売

44.塹江 敦哉:LHP:広島

45.石橋 良太:RHP:楽天

46.ルシアノ・フェルナンド:OF:楽天

47.塚田 正義:OF:福岡

48.加藤 貴之:LHP:ハム

49.オコエ 瑠偉:OF:楽天

50.田中 豊樹:RHP:ハム



2016年2月7日日曜日

2016年2月6日土曜日

2016 楽天ゴールデンイーグルス TOP10 Prospect

2016 楽天ゴールデンイーグルス TOP10 Prospect

当ランキングは選手の将来性と即戦力性のバランスを考慮して作成しました。基準としては現行のNPBの新人王規準ではなく、50IP/140打席(あくまで目安)たるメジャーかぶれの基準となっております。選手名リンク先から選手の動画に飛びます。



1. 森 雄大(LHP)
2軍:19試合 109回/95K/56BB 2.64ERA
1軍:3試合 17回/17K/9BB 5.29ERA
12年ドラフト1巡目指名。ウェイン・チェン(マーリンズ)と比較されるストレートで”押せる”本格派左腕。自慢のストレートは常時140㌔前半を叩き出し、最速で148㌔に達する。セカンドピッチのスライダーは1軍でも空振り率20%を記録するなど有効だった。コマンド&サードピッチを磨いていきたい。


2. 安樂 智大(RHP)
2軍:19試合 49回/35K/13BB 2.57ERA
1軍:1試合 6回/4K/5BB 0.00ERA
14年ドラフト1巡目指名。粗削りながら最速157㌔のストレートを投げ込み、スライダー&フォークも一級品。懸念されていた右肘の故障も順調な回復を見せ、1軍では初先発=初勝利も飾った。現段階では決め球が甘く入るシーンが目立ち、コマンドが磨かれれば自然と三振数も増えてくるだろう。


3. 茂木 栄五郎(3B)※ルーキー
ピュアヒッター。バットコントロールが良く、171cmと小柄ながら広角に長打を打つことができ、4年春にはリーグ最多の5本塁打。4年秋は打率.200と調子を崩したが、プロからの評価は依然として高いままだ。50m6秒0とスピードも十分で、3Bディフェンスではフットワークも良い。

4. 石橋 良太(RHP)※ルーキー
即戦力の社会人ルーキー。最速149㌔のストレート&カッター主体にコマンドよくコーナーの低めを攻める。救援時には140㌔後半を連発することもあり、リリーフとしての適性も評価されている。先発、リリーフいずれの役割にしても1年目からフル回転が期待される。


5. ルシアノ・フェルナンド(OF)
2軍:67試合 .287/..332/.484 9本塁打 1盗塁
1軍:39試合 .192/.250/.256 1本塁打 0盗塁
日系ブラジル人。175cm/79㎏のガッチリした体格に日本人離れしたパワーを秘める。鋭いスイングで広角に長打を量産できるのも魅力の1つだ。2軍ではチームトップの9ホーマー。アグレッシブなアプローチで1軍では三振率29.8%。

6. オコエ 瑠偉(OF)※ルーキー
15年ドラフト1巡目指名。超人的な身体能力の持ち主で芸術的外野守備は間違いなく即一軍レベル。しかし打撃ではスイングのフォームを含めて課題が山積みで、プロレベルの投手に対応的でるかは未知数。長い時間をかけて育てていきたい素材。

7.  三好 匠(SS)
2軍:67試合 .277/.342/.419 4本塁打 1盗塁
1軍:9試合 .207/.258/.310 0本塁打 0盗塁
高校時代には投手としても非凡な才能を示したセンスの塊で、潜在能力の高さはチームでもトップクラスだ。フットワークの軽い内野守備に加えて、2軍でOPS.761をマークしたパンチ力も備える。ボール球を振るシーンが目立ち打席でのアプローチ改善が求められる。

8.吉持 亮汰(SS)※ルーキー
15年ドラフト2巡目指名。走攻守揃った身体能力抜群のSS。打撃ではパワーレスながら4年春に首位打者&ベストナインを受賞。右のスピードスターとしての姿は荻野貴(マリーンズ)と比べられる。大学通算90試合で62盗塁をマークした傑出したスピード&投手として146㌔を計測する強肩の持ち主。

9.入野 貴大(RHP)
2軍:31試合 41回/35K/17BB 1.98ERA
1軍:19試合 28回/24K/13BB 4.18ERA
最速150㌔を超えるストレート&大きく落ちるフォークボールを武器に愛媛&四国と独立リーグを渡り歩いた28歳。2軍では中継ぎ&抑えとして10セーブを記録。1軍ではBB/9=4.18とコマンドに苦しんだ。

10.堀内 謙伍(C)※ルーキー
15年ドラフト4巡目指名。U-18杯では正捕手としてチームの準優勝に貢献。身体能力&野球センスに恵まれており、捕手経験はまだ浅いが、高校生離れしたCディンフェスを示している。バッティングでは鋭く振り抜く。メークアップにも優れており、未来の司令塔候補。

Plus one Prospect
足立 祐一(C)※ルーキー
15年ドラフト6巡目指名。思いきりの良いパワフルなバッティングに定評を得ており、社会人代表戦ではレフトとしてもプレー。捕手としては2塁送球でコンスタントに2秒を切るスローイングの評価が高い。すでに26歳を迎えており、即戦力として期待される。

2016 西武ライオンズ TOP10 Prospect

2016 西武ライオンズ TOP10 Prospect

当ランキングは選手の将来性と即戦力性のバランスを考慮して作成しました。基準としては現行のNPBの新人王規準ではなく、50IP/140打席(あくまで目安)たるメジャーかぶれの基準となっております。選手名リンク先から選手の動画に飛びます。



 

1. 高橋 光成(RHP)
2軍:13試合 61回/52K/28BB 3.69ERA
1軍:8試合 44回/22K/23BB 3.07ERA

前橋育英高時代には甲子園優勝を経験。傑出したアップサイドの持ち主で、プロ入り後は大きく全身を使ったフォームを習得。最速149㌔だったストレートは154㌔まで伸びた。1軍でも史上最年少での月間MVPを受賞するなど潜在能力の高さを示した。クイック&フィールディングの精度も高い。


2. 多和田 真三郎(RHP)※ルーキー
15年ドラフト1巡目指名。強靭な下半身を生かした重心の低いフォームから放たれる最速152㌔のストレートは球持ちがよく、伸びがある。変化球も多彩で、スライダー&カッター&フォーク&カーブ&シンカーをバランスよく扱える。大学4年の秋リーグを右肩痛で全休しており、コンディション面だけが唯一の不安。


3. 山川 穂高(3B)
2軍:75試合 .283/.410/.478 11本塁打 0盗塁
1軍:1試合 1.00/1.00/1.00 0本塁打 0盗塁
”おかわり2世”の異名を誇る巨漢スラッガー。2軍最多の21ホーマーを放った14年と比べると昨季の成績は見劣りするが、37K/48BBと三振数を上回る四球を選ぶなどアプローチ面は向上。失策の多さが目立つ守備面の向上が望まれる。

4. 誠(RHP)
2軍:22試合 142.1回/120K/65BB 4.24ERA
15年はイースタントップとなる12勝をマーク。過去には不祥事もあったが、プロ野球選手として確かな成長を遂げている。球速は140㌔そこそこだが、精度の高いカーブ&カッター&スライダー&チェンジアップを器用に織り交ぜる。オフには4㎏の増量に成功し、186cm/85㎏に。


5. 福倉 健太郎(RHP)
2軍:32試合 64.2回/32K/25BB 1.81ERA
1軍:1試合 2回/2K/4BB 4.50ERA

ファームで防御率1点台をクリアすると9月には月間MVP獲得。チーム最多の32登板を果たすなど経験を積んだ。打者の目を惑わすカーブに定評があり、最速150㌔のストレートが安定するようになれば支配的なリリーバーになれるだろう。

6. 田代 将太郎(OF)
2軍:55試合 .311/..373/.426 2本塁打 11盗塁
1軍:7試合 .143/.143/。143 0本塁打 0盗塁
50m5秒8の俊足を武器に生右翼手の座を争う。15年は故障に泣かされたが、ファームで打率.311&盗塁11をマーク。田邊監督も「持っているモノはすごい。怪我さえなければ」と期待を寄せる。オフにはチームメイトの秋山と合同自主トレを敢行。

7. 外崎 修汰(SS/2B)
2軍:70試合 .258/..349/.344 3本塁打 27盗塁
1軍:43試合 .186/.240/.247 1本塁打 9盗塁
14年ドラフト3位。1年目の昨季はファームの盗塁王のタイトルを獲得したが、1軍では打率.186とレギュラー定着を果たせなかった。走攻守揃ったアスリートタイプで、怪我をしにくい強靭な体も評価が高い。バッティングではパンチ力があり、プロ初ホーマーも記録。

8. 岡田 雅利(C)
2軍:14試合 .308/.400/.410 0本塁打 0盗塁
1軍:36試合 .240/.283/.300 1本塁打 0盗塁
小柄もアスレチックな捕手。50m6秒0の俊足の持ち主で、瞬発力に富んだフットワーク&強肩を武器に二塁送球は1.9秒台をマーク。センスのあるリード面の評価も高い。平均以下の打撃も課題だが、まず何よりは故障なくシーズンを送ることを心掛けたい。

9. 大滝 愛斗(OF)※ルーキー
15年ドラフト4巡目指名。ファイブツールを取り揃えた高卒CF。スピード&強肩&守備範囲を兼ね備えた外野守備は高く評価されており、中でも50m6秒0で駆け抜けるスピードがベストツール。打撃では高校時に20㎏の増量に成功し広角に長打を打てる点が評価されている。西武スカウトは谷佳知(元オリックス他)と比較している。

10. 本田 圭佑(RHP)※ルーキー
サッカー選手と同姓同名なことでも話題になったドラフト6位ルーキー。バランスのよいしなやかなフォームから最速147㌔のストレート&多彩な変化球を投げ込み、岸孝之と比べられている。新人合同合宿では持久走で1位になるなどスタミナも豊富。

Plus one Prospect
川越 誠司(LHP)※ルーキー
15年ドラフト2巡目指名。最速149㌔のストレートを武器とする本格派左腕。野手としても非凡な才能を示しており、174cm/80㎏と体格面は平凡も、高い身体能力からアップサイドを期待されている。プロではリリーフとしての起用?